アパグループ、千代田区と港区に新たなホテルを開発
国内最大のホテルチェーンであるアパグループが、東京都千代田区大手町エリアと港区虎ノ門エリアに新たなホテル開発用地を取得した。この計画により、アパホテルのネットワークがさらに拡充されることが期待されている。
新ホテルの概要
アパホテル〈大手町駅北〉
千代田区内神田一丁目に位置するこのホテルは、東京メトロ各線と複数の駅が徒歩圏内にあり、ビジネス客や観光客にとって利便性が高い立地である。具体的な規模としては、12階建てで延床面積は約3,991㎡、客室数は261室を予定している。開業は2027年の春頃を目指しており、業界関係者はこのホテルが新たな宿泊施設として注目を集めるとみている。
アパホテル〈新橋虎ノ門〉
一方、港区の新橋地域に設置されるこのホテルもまた利便性の高い位置にある。都営三田線「内幸町駅」から徒歩2分、さらに東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」やJR「新橋駅」からも徒歩圏内で、大変アクセスしやすい。こちらは15階建て、延床面積約2,960㎡で、207室の客室を備える予定で、開業時期は2028年冬を目指している。
既存ホテルの名称変更
この新たなホテル計画に伴い、港区内で営業している既存のアパホテル〈新橋虎ノ門〉は「アパホテル〈新橋虎ノ門ヒルズ駅東〉」と改名され、そのブランド力を高めることも狙っている。これにより、既存のアパホテルネットワークの一体感が強化されることが期待されている。
アパグループの戦略
アパグループは現在、全国で1,010のホテルと139,621室を展開しており、今後5年間の新たな計画「AIM5」を掲げ、2027年にはさらに15万室を目指している。新型コロナウイルスの影響を受けた観光業の再活性化に向け、アパグループは様々な改革や新施設の導入を進めている。この新たなホテルの開発も、その一環として位置づけられている。
まとめ
アパグループの新ホテル開発計画は、ビジネスだけでなく旅行の選択肢をさらに広げるものであり、今後の展開が非常に楽しみである。特に、都内の交通利便性が高いエリアに位置しているため、多くの人々が利用することになるだろう。今後の動向から目が離せない。
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