エイチ・ツー・オーがAI議事録サービス「スマート書記」を導入
業務効率化を実現する最新技術
エピックベース株式会社のAI議事録サービス「スマート書記」が、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社によって導入されました。このサービスは、初めて導入された部門では多くの業務時間を短縮し、議事録作成にかかる時間を約50%削減することに成功しています。
エイチ・ツー・オー リテイリングは、関西を中心に展開する百貨店や食品スーパーを運営している企業です。導入の経緯には、会議での議事録作成にかかる課題があったと言います。特に長時間の会議においては、議事録を完成させるのに週間単位がかかることもあり、業務効率向上が急務とされていました。
課題解決のためのスピード感
会議中には長時間の録音が必要で、過去に他社の文字起こしツールのトライアルも実施しましたが、文字起こしの精度が低く業務改善には結びつきませんでした。さらに、セキュリティ上の理由で外部媒体が使用できない環境では、録音データの取り扱いが厄介な課題となっていました。
そのため、「スマート書記」の導入が決定され、迅速に議事録を作成し、確認・共有できる体制を整えることが目標となりました。
スマート書記の選定理由
「スマート書記」導入の決定に至ったのは以下の三つのポイントがありました:
1.
高精度な文字起こしと自動要約機能:このサービスは、発言内容を高精度で記録すると同時に、要約機能によって会議が終わり次第すぐに実用的な議事録が得られます。これにより、手作業での修正・編集の作業負担が大幅に軽減され、業務速度と品質が同時に改善されました。
2.
音声データの有効利用:議事録を作成する際、不明瞭な部分があった場合でも音声データを再生できる機能があり、正確に内容を把握することができます。
3.
会議の集中力向上:事前にアジェンダを入力することや、タイムスタンプ機能の活用により、会議中のメモ作成の負担を減らし、議論により集中できる環境が提供されました。
今後の展開
今後は、エイチ・ツー・オーグループ内の他の事業会社にもこのサービスを拡大し、さらなる省力化を目指す考えです。
スマート書記とは
「スマート書記」は企業の会議音声データを処理し、高精度な議事録を自動生成するAI議事録サービスです。導入企業数は6000社を超え、議事録作成の手間を大幅に削減します。録音した音声は、企業の秘密情報をAIに学習させずに高い精度で記録され、業界用語や固有名詞にも対応しています。
手元のメモと音声をタイムスタンプで紐づけることで、会議の重要な発言をピンポイントでチェック可能で、会議参加者以外のメンバーも内容をしっかりと把握できます。デバイスの制約にも関係なく、対面やオンラインを問わずに利用できることが大きな特徴です。
これにより、企業は非効率な業務を削減し、セキュリティを重視した情報共有を実現可能となります。無料トライアルや資料請求は公式サイトにて案内されていますので、興味のある法人や自治体の方はぜひアクセスしてみてください。