新ブランド『Amule』発表！防犯を美しくする革新ギフト

東京都渋谷区に本拠を構えるAmule株式会社が新たに立ち上げた防犯ギフトブランド『Amule（アミュール）』。その特徴は、ただの防犯ブザーではなく「安心を、美しく、日常に」をテーマにしたデザイン性と実用性を備えた商品であることです。

この新しい試みの背景には、元ミュージカル『アニー』主演の女優、石川鈴菜氏の思いがあります。石川氏は成人後も女優・歌手として多彩に活動し、過去の恐怖体験から「防犯の常識」を変えたいと強く感じたとのこと。特に、自らの過去を振り返りつつ、「持たされる防犯」ではなく「持ち歩きたくなる防犯」を目指しました。

防犯ブザーの実態

日本では防犯ブザーが「子どものためのもの」と見られており、その所持は成人女性においても18％にとどまります。しかし、実際の携帯率はわずか0.7％という低さ。この数字は、社会に潜む危険性と防犯に対する意識のギャップを表しています。

愛知県警の調査によれば、防犯ブザーを鳴らした際の犯人逃走率は驚異の87％。持つことで命を守れる可能性が高まるにもかかわらず、心理的なハードル善やデザインに対する抵抗感から、なかなか所有されていないのが現状です。

新しい防犯のスタイル

『Amule』では、デザイン性を追求しています。防犯ブザーは恥ずかしさを伴うアイテムから魅力的なアクセサリーへと変貌を遂げます。日常に自然に溶け込み、ファッションとしても楽しめる印象の防犯アイテムを通じて、誰もが「SOS」を気軽に発信できる社会を実現しようというビジョンが込められています。

コンセプトは「安心を、美しく、日常に」。多くの人がためらうことなく助けを求めることができる環境を構築するために、テクノロジーとデザインを融合させ、安心という価値を広めるというミッションを掲げています。

「安心は、贈れる。」

『Amule』はただの防犯ブザーを越え、「想いのギフト」として位置づけられます。誕生日や就職祝いなど、大切なイベントに花束の代わりとして贈ることで、「あなたを守りたい」という気持ちを伝えられる新文化を提案します。

SOS文化推進プロジェクト

また『Amule』では「SOS文化推進プロジェクト」を立ち上げ、共感する個人や企業のサポーターを募集しています。石川氏自身もこの取り組みに力を入れ、すべての人が「助けて」を言える社会を目指す姿勢を強調しています。

今後の展開

Amule株式会社は今冬、クラウドファンディングを実施予定。さらに自社ECサイトやセレクトショップで販売を行い、”おしゃれに安心を持ち歩く“ライフスタイルを展開する予定です。この新しいブランドがもたらす変化に大きな期待が寄せられています。興味のある方は、公式Instagramやリンクを通じて情報をチェックしてみてください。