ユニテックスが新アーカイブシステムを発表
2025年7月より、株式会社ユニテックスが新たなアーカイブシステムの販売を開始することを発表しました。この新システムは、Ubuntu Linux Stationに対応したQNAP NASとLTO(リニアテープオフライン)を活用し、データアーカイブをより簡単かつ効率的に実行できるよう設計されています。特に、データストレージのニーズが高まる中、企業や官公庁におけるデータ管理の課題を解決するソリューションとして注目を集めそうです。
商品の概要
2024年7月に発売されたUNITEX LTO DriveとQNAP NASを組み合わせたバンドルアーカイブシステムは、オンラインとオフラインストレージのメリットを併せ持っています。新たに加わるラインナップは、コンテナマネジメントにも対応し、利用者にとっての利便性を高めるものです。従来のシステムは仮想OSを必要としていましたが、この新しいシステムでは、仮想環境を構築することなく、直接NASからLTOへのデータコピーが可能になるため、リソースの無駄を省くことができます。
特徴と利便性
軽量な実行環境
新システムでは、Ubuntu Linux Station内にパッケージ化されたアーカイブシステムを登録することで、軽量に動作します。これによりコストの削減が図れ、さらにOSライセンスが不要なのも大きなポイントです。セキュリティ面でも、他のアプリケーションから隔離されたアーカイブが行えるため、データの保護が強化されます。
UNITEX ArchiveLTソフトウェアの導入
アーカイブ作業は、UNITEX ArchiveLTというソフトウェアを使用することで、直感的に行えます。GUI画面での操作により、コピージョブの設定や進捗確認が簡単にでき、さらにベリファイ機能によりデータの整合性もチェックできます。これにより、より安全にデータ管理を行うことが可能です。
省コストかつ長期保存の選択肢
LTOはオフラインでのデータ保管に適しており、特にランサムウェアの脅威からデータを守るための効果的な手段です。この新システムを利用することで、NASのストレージ容量を最小限に抑えつつ、大容量データの長期保存が実現します。USB接続で簡単に接続できるため、ハードウェアの構築にも手間がかかりません。
会社概要
株式会社ユニテックスは1990年に設立された企業で、コンピュータストレージの専門家です。近年ではDX化やAI/IoTの普及に伴い、デジタルデータの管理に関する多様なニーズに応えるため、オリジナルのソフトウェアとハードウェアを開発し続けています。また、国内外38カ国でサービスを提供し、信頼されるデータ保存ソリューションを展開しています。
今後もユニテックスは、新たなテクノロジーを取り入れ、より安全で効率的なデータ管理ソリューションを提供し続けることでしょう。顧客第一の精神で、多様化するデータニーズに応える姿勢が期待されます。
【お客様からのお問い合わせ先】
会社名: 株式会社ユニテックス
電話番号: 050-3386-1242
メール: [email protected]
最新のデータアーカイブニーズに応えられる新システムをぜひご注目ください。