防災意識の高まり
2024-10-09 12:15:38

南海トラフ地震臨時情報発表によって防災意識が向上!現状と対策の新たな趨勢とは

南海トラフ地震臨時情報が引き起こした防災意識の高まり



2024年8月8日、宮崎県を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表しました。これにより、多くの人々の防災意識が急激に向上しました。また、自然災害が増加する中、危機意識が高まる流れが見られます。特に、近年の豪雨や台風などにより、防災に対する意識が強まりつつあります。

日本インフォメーション株式会社は、防災意識の変化とその実施状況を把握する調査を実施しました。この調査では、特に食料品や日用品の備蓄方法として広まりつつある「ローリングストック」の認知度にも焦点を当てています。

調査結果の概要


この調査によると、家庭における防災対策は依然として十分ではなく、約半数が「対策ができていない」と回答しています。特に、北海道では防災対策が進んでいない傾向が強いようです。一方で、60代の夫婦や高齢者世帯では防災に対する意識が高まっていることも報告されています。これは、高齢者が災害時の危険をよりリアルに感じるためだと考えられます。

調査では、南海トラフ地震臨時情報が発表されたことで、特に南海トラフエリアや九州・沖縄地方の人々が防災意識が強化されていると回答した割合が高いことが分かりました。このような自然災害の連続は、若者から高齢者まで広く影響を及ぼしており、50代以下の世代でも防災意識の向上が見られました。

備蓄が進む「水」と「米」


防災対策として現在最も多く備蓄されているのは「水」で、続いて「米」や「レトルト食品」が上位に挙げられています。最近ではドライシャンプーなどの衛生用品も注目されており、今後の需要が期待されます。特に、大雨や極端な気温変化に備えた「猛暑・厳冬対策グッズ」も注目されるべきポイントです。

ローリングストックの認知度と実施状況


「ローリングストック」は、非常用の長期保存商品だけでなく、普段から消費する一般商品への備蓄ニーズが広がっていることから、認知率も上昇しています。ただし、実施率は3割弱にとどまっているため、今後の普及が課題となるでしょう。この備蓄方法は、家庭内で日常的に消費する品物を多めに用意し、古くなったものを先に使うという手法です。

防災意識の変化と生活習慣


南海トラフ地震臨時情報の発表以降、特に若い世代においても防災意識が高まりました。定期的にライフスタイルを見直し、防災対策を身近に取り入れることが必要です。家庭内での防災対策が進むことで、各家庭の安全が高まると共に、地域全体の防災体制も強化されるでしょう。特に、台風の多い時期に向けてしっかりとした備蓄を行うことが重要です。

おわりに


今回の調査から、防災意識の向上とともに、適切な備蓄方法の重要性が浮き彫りとなりました。家庭内での防災対策を進めることが、今後の自然災害に対する備えとして欠かせないものとなるでしょう。


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会社情報

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日本インフォメーション株式会社
住所
東京都中央区銀座3-15-10JRE銀座三丁目ビル4F
電話番号
03-3542-9441

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