住宅戦略セミナー
2025-12-16 12:46:09

スマートな住宅戦略セミナーが新たな時代の家づくりを提示

スマート・オフ・グリッド・ハウス戦略セミナーの概要



12月10日(水)、一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(JGBA)は「スマート・オフ・グリッド・ハウス戦略セミナー」を開催しました。このイベントは、住宅業界の課題に対する新たな解決策や戦略を探る貴重な機会となりました。2023年の冬季に行われ、リアルとオンラインの両方で参加可能となり、合計で43名の参加者が集まりました。

セミナーの目的



今回のセミナーは、「金持ち工務店」と「貧乏工務店の違い」をテーマに掲げ、エネルギー自給率100%を実現するための「スマート・オフ・グリッド・ハウス」の現状と未来について探求されました。スピーカーにはエスイーエー株式会社の加藤善一代表取締役が登壇し、住宅業界で勝ち残るための戦略や具体的な事例を紹介しました。

スマート・オフ・グリッド・ハウスの解説



セミナーの冒頭ではJGBAの代表理事、田島亮氏がスマート・オフ・グリッド・ハウスの概念を説明しました。省エネ、創エネ、蓄エネ、AI制御の4つの要素を組み合わせ、電力会社への依存を最低限に抑えた自立型エネルギー住宅であることが強調されました。これにより、参加者たちは新たな住宅の在り方を知ることができたのです。

工務店経営者としての視点



加藤氏は、自らの工務店経営の経験を生かし、住宅業界が抱える「集客が難しい」「契約に至りにくい」という悩みに対して、スマート・オフ・グリッドハウスが有効な解決策であると主張しました。特に、顧客に「この家、本当に買わなくていいのですか?」と問いかけることのできるユニークで強力な商品が必要であると強調し、独自の視点からの提案を行いました。

質疑応答・対談セッション



セミナーの後半では、明工建設株式会社の仁藤衛代表取締役が加藤氏と共に、DR(デマンドレスポンス)補助金や健康志向の住宅特性、営業戦略に関する実践的なアプローチについて対談しました。彼らは自社でのスマート・オフ・グリッド住宅の実例を挙げながら、具体的な導入方法や成功事例についても話していました。

参加者の声



今回のセミナーでは多くの参加者が満足の意を示し、「新しい今の時代にあった家の作り方を学べた」とか「エネルギーと住宅の関係性を再認識することができ、非常に勉強になりました」といった感想が寄せられました。これらの声は、今後の住宅造りに対する希望と期待を示しています。

エスイーエー株式会社と明工建設株式会社



エスイーエー株式会社は、太陽光発電や蓄電池、AIクラウドHEMSを使用し、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)に特化した住宅事業を展開しています。健康的な住環境を提供し、エネルギー問題に積極的に取り組む企業です。一方、明工建設株式会社は静岡県を拠点とし、注文住宅やリフォーム、スマートハウスの導入を手掛けています。地域密着型の建設会社として、顧客のニーズに応じたオーダーメイドの住まいを提供し、高い評価を受けています。

結論



今回のセミナーは、住宅業界の新たなアプローチを提案し、持続可能な社会の実現に向けて、参加者たちに貴重な知識と情報を提供した重要なイベントとなりました。JGBAは今後もさまざまなイベントを開催し、住宅業界の発展に貢献していくことでしょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本優良ビルダー普及協会
住所
東京都港区赤坂3-5-5ストロング赤坂ビル 4F
電話番号

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