リサ・パートナーズ、リファイニング事業に新たな挑戦
株式会社リサ・パートナーズは、2025年5月30日に青木茂氏との業務提携契約を締結し、最新のリファイニング事業に着手します。この事業は、東京都新宿区にある「R-市ヶ谷ビル」の再生を目指したもので、老朽化した建物を現代的なデザインと設備で新たに生まれ変わらせるきっかけとなります。
リファイニング建築の重要性
リファイニング建築は、単に古い建物を修理するだけではなく、耐震補強や設備のアップグレードを行い、長寿命化された新築と同等の性能を持つ空間へと再生させる手法です。このプロジェクトでは、現在の建物が持つ課題を解決し、機能性やデザイン性を高めることで、ビジネスや周辺環境に貢献していきます。
本物件は、今後50年以上の耐用年数を持つ建物として再生され、多様なテナントのニーズに応える高機能なレイアウトが提案されています。また、従業員のウェルビーイングを向上させるために、共用スペースにはラウンジも設置される予定です。さらに、環境意識の高まりに応え、ZEB ReadyやCASBEEといった環境認証の取得も目指しています。
プロジェクトの詳細
このリファイニングプロジェクトは、「R-市ヶ谷ビル」という旧称DS市ヶ谷ビルに対して行われ、以下のような特徴があります:
- - 工事完了予定日:2026年8月31日
- - 利用開始予定日:2026年9月1日
- - 所在地:東京都新宿区市谷八幡町2-1
- - 構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上9階建
- - 延床面積:3,717.05㎡(約1,124.40坪)
このプロジェクトの成功は、リサ・パートナーズにとっての第一歩であり、日本国内に広がる老朽化した建築物の価値を向上させるための重要な戦略となることでしょう。
今後の展開
リサ・パートナーズは今後も、老朽化した建築物の問題を解決し、資産価値を高めるためにリファイニング建築を活用したプロジェクトを積極的に進めていく考えです。この市ヶ谷ビルの再生は、その第一歩であり、今後の展開が非常に楽しみです。
新しい市ヶ谷ビルが完成する頃、私たちの生活や働き方にどのような影響を及ぼすのか、また新しい価値を創造していくのか、今後の進展に注目していきたいと思います。