地域の脱炭素化を実現するEV導入ソリューション
NTT西日本株式会社は、地域の脱炭素化を推進するための新たなプロジェクトを発表しました。西日本電信電話株式会社の代表取締役社長、北村亮太氏が推進するこの取り組みは、NTTビジネスソリューションズ株式会社が提供するEV導入運用支援ソリューション「N.mobi」を活用し、企業や自治体における車両のEV化を進めるものです。
経済と環境への貢献
このプロジェクトでは、企業や自治体が保有する車両を電気自動車(EV)に置き換えたり、マンションや公営施設にEVカーシェアリングサービスを設置したりすることを支援します。NTT西日本は、地域の環境改善に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた活動を強化しています。
共創パートナーの募集
このプロジェクトでは、地域の脱炭素化にともに取り組める共創パートナーを募集しています。選ばれた採択企業には、NTTグループCVCである株式会社NTTドコモ・ベンチャーズからの出資検討も行われます。これにより、企業間のコラボレーションを推進し、地域全体での脱炭素化を加速させる狙いがあります。
事業共創プログラム『Business Match-up! For Next Value』
この取り組みは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」で開催され、スタートアップ企業、研究機関とNTT西日本グループのアセットを組み合わせることを目的としています。2022年に始まったこのプログラムは、地域社会におけるWell-beingな未来の実現を目指しており、第4回目の開催となります。
募集テーマ
具体的には、以下の業種を対象にした共創が期待されています。
- - 不動産業: 特にマンションデベロッパーに対して、入居者への付加価値提供を通じてのサービス共創。
- - 運輸業: 環境負担軽減を図る物流・運輸企業との共同開発。
- - 観光業: 宿泊者・従業員の満足度向上を目指したサービス開発。
- - 地方自治体: カーボンニュートラル推進を目指す自治体との共同プランニング。
今後のスケジュール
プログラムに関する説明会が2024年8月28日に開始され、9月30日までエントリーを受け付けます。10月には選ばれた企業のピッチ大会が行われ、年末には採択パートナーが決定されます。このプロジェクトへの参加により、応募企業は地域社会のサステイナブルな発展に貢献できるチャンスを得ることができます。
参加するメリットと選考基準
NTT西日本は、提供するアセット(車両管理システム、EV充電設備など)を活用することで、応募企業に多くのメリットをもたらします。また、選考基準として、共創の可能性や市場における優位性、実現性が重視されます。
参加資格と応募方法
このプログラムに参加を希望する企業は、NTT西日本グループの展開するアセットを活用した事業提案が求められます。詳細な応募条件や資格については、専用のWebサイトで確認することができます。
NTT西日本は、この取り組みが地域社会の脱炭素化を促進し、持続可能な未来を共に築いていく一歩となることを期待しています。