新たな食文化
2024-10-29 19:01:25

自然と人が結ぶ新たな食文化を担う「Table to Farm」の取り組み

「Table to Farm」が描く未来の食卓



食文化の変遷とともに、人々が自然と触れ合い豊かに生活するための新たなフードシステムが必要とされています。Table to Farm株式会社は、わずか0.1%しか流通していない『素の味』を食卓に届けるべく、スーパーマーケット「Table to Farm」を開設します。この取り組みは、自然と製作者、および利用者の関係をより強固にし、健全な食文化を育むためのものです。

相馬夕輝がディレクター就任



新たな食文化の創造に向けて、相馬夕輝がディレクターに就任しています。彼は滋賀県出身で、D&DEPARTMENT PROJECTの飲食部門で活動。地域と密接に関連した食のメニュー開発やイベントを手がけることで知られています。相馬は2024年に著書『つづくをたべる食堂』を出版予定です。

自然と人が織り成す『素の味』の魅力



テーブルに並ぶ『素の味』は、土地の環境に根ざした在来種や伝統農法によって育てられた食品にこそ宿っています。自然な農法で栽培された米や伝統的な木桶仕込みの醤油など、私たちが忘れがちな自然の摂理を教えてくれる食材ばかりです。こうした食材から生まれる味わいは、身体の細胞を喜ばせることでしょう。

しかし、これらの『素の味』は現在、経済合理化の影響を受け、家庭の食卓にはほとんど姿を見せていません。そのため、私たち一人ひとりが選ぶものに意識を持ち、『素の味』を食生活に取り入れていくことが必要です。「Table to Farm」という名称には、そうした思いが込められています。

3つの入り口で見つける『素の味』



「Table to Farm」では、魅力的な個性を持つ食材を厳選し、それぞれのカテゴリーにおいて最大3つを販売します。これは、消費者が無理なく選択でき、食材の違いを知りながら楽しむことができる仕組みです。これにより、消費者と生産者の橋渡しを行い、新たな食文化を育むことが目指されています。

Community Supported Foodculture(CSF)システム



生産者と消費者の関係をより深化させ、持続可能な食文化を築くためのシステムが「Community Supported Foodculture」(CSF)です。消費者は生産者と対話し、協力することができ、共同で食文化を継承していく新しい形がここにあります。CSFシステムを通じて、従来の農業の枠を超えた多様な関わり方を促していきます。

商品ラインナップの特徴



「Table to Farm」で取り扱う商品は、自然な方法で育まれた食品に特化しており、そのラインナップには歴史や地域性が反映されています。例えば、山形県で栽培された「亀の尾」や、大阪の「谷町稲わら納豆大粒」などは、地域の特性が生きた品々であり、その味や栄養価も高いものです。これらを通じて、人々が自然の恵みに感謝し、共存を感じられるような食卓を提供します。

今後の展望



「Table to Farm」は、2024年10月29日にオンラインスーパーマーケットのプレオープンを行い、2025年春には実店舗をオープンする計画です。これからの活動が、どのように食卓の風景を変えていくのか、とても楽しみなところです。さらなる「素の味」の発見を通じて、人々がより自然と共にある生活を送れることを願っています。


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会社情報

会社名
Table to Farm株式会社
住所
東京都目黒区大橋1丁目6-8ルーツスクエア池尻大橋403
電話番号

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