ドバイと自動車輸出
2021-10-19 09:44:18

シンク・ロジスティクスがドバイの船会社と提携し、新たな自動車輸出を実現

シンク・ロジスティクスがドバイの船会社と日本市場に参入



自動車輸出フォワーダーのシンク・ロジスティクスは、ドバイを本拠地とする船会社RVC LINEと提携し、日本へのRORO(Roll On/Roll Off)船のチャーターを行うこととなりました。この取り組みは、日本市場への新たな進出を目指す同社にとって大きな一歩であり、現状のコンテナ不足問題に対処するための解決策でもあります。

RVC LINEとシンク・ロジスティクスの提携


RVC LINEが日本市場に進出するのは今回が初めてです。日本総代理店を求める中で、シンク・ロジスティクスの実績が評価され、パートナーシップが結ばれました。通常、フォワーダーが自らチャーター船を手配することは稀ですが、RVC LINEは「フレキシブルな対応力とスピード感が必要」との判断からシンク・ロジスティクスを選択しました。両社は、コロナ禍による物流問題を乗り越えるために密に連携し、共同で課題に立ち向かっています。

初の航路開設がもたらす影響


RVC LINEは、2021年9月に大阪・横浜の両港からチリのイキケへ向けて初のRORO船を配船しました。このサービスは、将来的な展開を見込み、新たな市場を開拓する動きとして注目されています。さらに、2回目の配船は2021年11月中旬に予定されており、今後のスケジュール調整が進められています。

特に、初めての船会社が日本市場に参入する際には、多数のステークホルダーとの調整が必要です。しかし今回、シンク・ロジスティクスは関係者との協力のもと、契約から実際の船積みまでのプロセスをわずか2カ月で達成しました。従来の実務に比べて、この迅速な対応は新しい潮流を生み出す可能性を秘めています。

今後の展望とシンク・ロジスティクスの役割


シンク・ロジスティクスは、クライアント企業の要求に応じた各種輸送サービスの提案を行い、自動車輸出業務の最適化を目指しています。今回のRORO船のチャーターは、単なる輸送にとどまらず、コンテナ不足の克服や、スムーズな輸出体制の構築にも寄与します。

今後もこの新サービスのレギュラー化やさらなる拡大を検討しており、特に輸出国との関係性を深めることで、より強固なビジネスモデルを築く意向です。

シンク・ロジスティクスとは?


自動車輸出に特化したシンク・ロジスティクスは、YARD運営事業と利用運送事業を主軸としています。「世界から最もニーズのあるロジスティクス企業」を目指し、協力的なパートナーシップを重視するビジョンを掲げています。これからも変化する市場環境に応じた柔軟なビジネス展開を行い、スムーズなモノの流れを創出することに尽力しています。

詳細な情報は、会社HPをご覧ください。

会社情報

会社名
シンク・ロジスティクス株式会社
住所
東京都港区新橋5丁目14−10新橋スクエアビル 8F
電話番号
03-6809-2434

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