保健室から学ぶ
2025-10-23 11:19:52

全国の学校に届け!保健室から始まる性の学びの新提案

保健室から始まる性の新しい学び



一般社団法人保健室BOXが全国の学校に「保健室BOX」を届けるためのクラウドファンディングを開始しました。このBOXは、生理用品やデリケートゾーンケア用品など、性・ジェンダーに関連する多様な製品を集めた教師向け教材です。プロジェクトの目的は、思春期を迎える子どもたちが性についての正しい知識を学べる環境を整えることです。

プロジェクトの背景


思春期の子どもたちは、身体や心の変化に伴ってさまざまな悩みを抱えています。しかし、こうした悩みを相談しやすい環境はまだ十分ではありません。もはや子どもたちにとって、インターネット上には多くの情報が溢れていますが、その中には正確性や信頼性に欠けるものも多く、本当の意味で必要な情報が届きにくい現状があります。

このプロジェクトでは、子どもたちが自分の身体や性について安心して学び、相談できる場所を提供することを目指しています。

「保健室BOX」とは


「保健室BOX」は、生理用品をはじめとする性に関わる製品をセレクトし、全国の学校の保健室に貸し出すために設計されています。BOXは、吸水ショーツや月経カップ、温活グッズ、生理記録アイテムなど、さまざまなアイテムが含まれており、説明パネルともに子どもたちに実物を提示することで、養護教諭が効果的に教える手助けをします。

子どもたちはこのBOXを使って「見て、触れて、話して、考える」体験を通じて、自分自身や性に関する理解を深め、人生を通じて役立つ知識を身につけることができるのです。

プロジェクトの目標は、「心と体について安心して学べる環境を1万人の子どもたちに届ける」こと。現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、BOXの製作費や配送費用などの支援を募っています。

支援の現状


10月22日現在、CAMPFIREでは約1,191,000円の支援が集まり、目標の2,000,000円に向けて活動が進められています。支援者からは、「保健室で性に関することをオープンに学ぶことができる」と高く評価され、今後の取り組みへの期待の声が寄せられています。

また、北海道の奥尻高校での出張授業や各種イベントを通じて、実際に子どもたちと直接対話する機会も設けており、プロジェクトが持つ意義がより多くの人々に伝わっています。

展望と今後の活動


将来的には、授業開催や地域コミュニティを巻き込んだイベントの実施、さらには製品提供や支援事業などの展開を計画しています。このプロジェクトは、単なる教育の枠を超え、社会全体で子どもたちの健康や幸せを考えるためのアプローチとなることでしょう。

「保健室BOX」を展開の手助けをしてくれる支援者を募集中です。子どもたちが安心して自分の身体を学び、語ることのできる社会を一緒に築いていきましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人保健室BOX
住所
埼玉県坂戸市千代田3-9-21
電話番号
049-282-3609

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