福井県敦賀市に新たに誕生した「神宮前ぽっぽ」
2023年4月1日、福井県敦賀市にある「神宮前ぽっぽ」保育園が新たにオープンします。この企業主導型保育園は、地域のニーズを踏まえた質の高い保育を提供することを目指して設立されました。もともとは自社職員の子ども向けの託児所としてスタートしましたが、より多くの利用者に喜んでもらうために広く地域社会にも開放されました。
「神宮前ぽっぽ」のこだわり
1. 食育の重要性
園では、自然栽培の野菜や無添加の調味料をふんだんに取り入れた給食を提供します。このメニューは、食アドバイザーの合同会社JOYCIRCUSの河村亜紀氏が監修しています。さらに、年に4回、親子参加型の食育イベントも予定しており、健康的な食習慣を育むことを目指しています。
2. 歩育での「五感体験」
「歩育」は、幼児期において「歩く」ことが心と身体の健康にどれほど影響するかを考慮したプログラムです。保育園では、午前中に探検の時間を設け、交通ルールを学びながら楽しく安全に過ごす機会を提供します。子どもたちが自分で外の世界を探検することで、様々な感覚を育むことが期待されています。
3. 英語とリトミック教育
ネイティブスピーカーによる英語教室と、プロのピアニストによるリトミック教室を開設し、子どもたちが「五感と心」でたくさんの体験をできるように工夫されています。音楽や言語に触れる中で、創造力や表現力の発達を実現しています。
4. てぶら保育の実施
福井県では珍しい「てぶら保育」を極めており、共働き families が多い地域需要を考慮しています。保護者の方々が通園にかかる準備や洗濯の時間を短縮することで、より多くの時間を子どもたちと過ごすための支援を行っています。
開園に向けた地域とのつながり
「神宮前ぽっぽ」では、開園前に土壁ワークショップを実施し、参加者が直接土壁を作ることで、愛着を持つ空間づくりが進められています。ワークショップで使用する土は、当地の気比神宮や松原から採取したもので、地域に根付いた保育園としての特徴が光ります。
イベントや保育の詳細情報
「神宮前ぽっぽ」の開園時間は7時30分から18時30分まで。延長保育も行っており、最大19時まで受け入れが可能です。また、定休日は年中無休という特徴があります。
園名:神宮前ぽっぽ
所在地:福井県敦賀市曙町8-12
公式サイト:
神宮前ぽっぽ
企業概要
この保育園は、昭和61年に設立された社会福祉法人敬仁会が運営しています。地域の高齢者福祉事業に加え、障がい者福祉事業や歯科診療所も展開しており、多様な社会サービスを提供しています。地域の皆さまに寄り添った取り組みを続けており、安心して子どもを預けられる環境をしっかりと整えています。