新代表取締役社長に新垣康紀氏が就任、Absolute Softwareの新たな成長戦略とは

新垣康紀氏がAbsolute Softwareの新社長に就任

Absolute Software株式会社は、11月3日付で新代表取締役社長に新垣康紀氏を任命したことを発表しました。新垣氏は、日本市場における事業の拡大や顧客基盤の強化、パートナーエコシステムの発展を目指していくことになります。

新垣康紀氏の豊富な経験

新垣氏はIT業界で約30年という長いキャリアを持っています。この間、外資系IT企業において複数のVice President職を歴任し、特にNTTグローバルではM&A後の統合やP&L管理責任を担っていました。また、SAP Aribaでは調達プラットフォーム事業を監督し、直近ではZscalerでRegional Vice Presidentとしてクラウドセキュリティ市場の成長に寄与してきました。

新社長のコメント

新垣氏は、Absolute Softwareの特許技術を強調し、日本市場におけるさらなる成長を目指す意向を表明しています。「私がこれまで携わってきた3度の企業再生では、組織の自立性と人材育成を重要視し、変革を進めてきました。Absoluteにおいても、メンバーが主体的に価値を創出できる環境づくりを推進し、お客様やパートナーと共に成果を実現することを目指します」とコメントしています。

Absolute APJ責任者の評価

その一方で、Absolute APJの責任者である藤川紳太郎氏は、新垣氏の実績を高く評価しています。「新垣氏はP&L管理から組織変革、M&A統合に至るまで、多くの難易度の高い局面をリードしてきた経験があり、彼の豊富な知識と経験が日本市場におけるAbsoluteの事業成長に大きく貢献すると確信しています」と述べています。

Absolute Softwareの成り立ちと技術

Absolute Softwareは、28社以上の世界的大手デバイスメーカーと協力し、6億台のデバイスのファームウェアに組み込まれています。同社は、数千社の顧客から支持され、1600万のPCユーザーに利用されています。デジタル企業に同社のサイバーレジリエンスプラットフォームを組み込むことで、リモートワークやハイブリッドワーク中でも安全かつ途切れない接続を提供し、サイバー攻撃や中断があっても迅速に事業を再開できる環境を確保します。

非常に高い評価を受けているAbsolute Softwareの技術は、「ゼロトラストネットワークアクセス（ZTNA）」、「エンドポイントセキュリティ」、「セキュリティサービスエッジ（SSE）」など、さまざまなカテゴリーでリーダーとして認められています。

今後の展望

新社長の就任を受けて、Absolute Softwareの今後に対する注目が集まっています。新垣氏がどのようにして日本市場での成長を進め、パートナーシップを強化していくのか、多くの関係者が期待を寄せています。これからの展開を見逃せません。

詳細については、Absolute Softwareの公式サイトをご覧ください。LinkedInでのフォローもお待ちしております。

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