旭ビルウォールのユニフォームリニューアル
旭ビルウォール株式会社は、創業以来初めての作業用ユニフォームの全面リニューアルを行い、2025年1月より新しいユニフォームを着用開始することを発表しました。この取り組みは、従業員の快適性を向上させると同時に、企業のブランドイメージの確立を目指しています。
リニューアルの背景
これまで旭ビルウォールでは、過去の合併により地域ごとに異なるカラーや旧ロゴのユニフォームが混在していました。これによりブランドの統一感が欠けているという課題が浮上していました。さらに、旧ユニフォームは男性用規格のみであり、機能性や耐久性に改善の余地が多く残されていました。
これらの課題を解決するために、2024年9月に「ユニフォームリニューアル委員会」を結成し、デザインと機能に関して徹底的な見直しを行いました。委員会では複数のデザイン案から2案を選び、全従業員の投票によって新しいデザインが決定されました。
新ユニフォームの特徴
新しく導入されるユニフォームは、従業員の意見を尊重しながらデザイン性と機能性を兼ね備えたものとして進化しました。通勤時や出張時にも違和感のないスマートなデザインを導入し、ストレッチ性、吸汗速乾性、通気性に優れた「TSエコダブルライトクロス」という高機能素材を使用しています。さらに、JIS T8118規格に適合した静電気帯電防止仕様を取り入れ、安全性を高めています。
ラインナップには、通年用シャツ、春夏・秋冬用ブルゾン、カーゴパンツに加え、軽防寒着、重防寒着、ヘルメット、安全靴が含まれており、特にヘルメット着用時の利便性や夜間作業のための反射材も導入されています。
安全装備の重視
ユニフォームのリニューアルに際し、墜落制止器具や安全装備もアップデートされました。新たに採用された安全装備はブラックカラーに統一され、従来品よりも約30%軽量化されました。持ち運びに便利な専用収納袋も付属し、従業員の利便性を考慮した設計がなされています。特に安全靴はアシックス製のものが新たに導入され、快適さと安全性が両立されています。
ユニフォーム制作のパートナーには、中外産業株式会社と株式会社 TS DESIGNが選ばれ、企画開始からわずか4カ月という短期間でのリニューアル実施が可能になりました。
今後の展望
旭ビルウォールは、さらなる作業環境の向上を目指し、2025年には空調服のリニューアルも予定しています。従業員が快適で安全に働ける環境を整えるための取り組みを続けながら、企業ブランドのさらなる強化も進めていく方針です。
会社情報
旭ビルウォール株式会社は、「後世に受け継がれる美しいファサードづくりで、都市の景観と環境に貢献する」という経営理念のもと、ファサードエンジニアリングを行っています。これからも国内外の建築外装に携わりながら、美しい街並みをつくり、持続可能な社会に貢献し続けます。
- - 会社名: 旭ビルウォール株式会社
- - 本社所在地: 東京都台東区松が谷1-3-5 JPR上野イーストビル8階
- - HP: AGB公式サイト