住宅建築コーディネーター資格試験が9月に開催
一般財団法人 住宅建築コーディネーター協会が主催する住宅建築コーディネーター資格試験が、9月9日に開催されます。この試験は、家作りを成功に導くための重要な知識を身につけるために必要な資格として、いま多くの人々から注目を集めています。受験希望者は、8月14日までに申し込む必要があります。
住宅建築コーディネーター資格について
住宅建築コーディネーター資格は、厚生労働省の認可を受けた資格で、家づくりに必要な各種知識を総合的に学ぶことができます。特に、建設業、不動産業、設計業などに携わる方々にとっては、専門的な知識を深めるチャンスとなるでしょう。また、就職活動中の学生にとっても、家作りに関する理解を高めることで、優位に立つことが可能です。
資格の活用方法
この資格を取得することで、さまざまな場面で活用することができます。
1. 住宅会社や工務店における活用
コーディネーター資格を所持することで、自社の強みを活かした受注が期待できます。さらに、住宅ローンや資金計画の専門家としてお客様の相談に乗ることで、お客様が安心して家を購入できるようにサポートします。デザイン力に自信のない企業は、コーディネーター資格を有する建築家ネットワークを利用することもでき、より多様なサービスを提供できます。
2. 設計事務所や建築士の方へ
住宅建築コーディネーター資格は、お客様との関係をより良好に保つための情報を提供する助けとなります。資金計画や土地探しなどの相談に乗ることで、お客様が安心して家づくりを進められる環境を整えることができます。
3. ファイナンシャルプランナーにおすすめ
FPの資格を持つ方がさらに住宅に関する知識を得ることで、顧客満足度の向上に繋がります。お客様の目標を理解し、家作りの相談をトータルで行うことで、一貫したサポートが可能になります。
4. 学生の就職活動に最適
建築学科やインテリア学科の学生にとって、コーディネーター資格は重要なアピール材料となります。資格取得を通じて、住宅建築業界に必要な基礎知識を身につけることで、実践的な能力を備えた状態で社会に出ることができます。
5. 女性の活躍の場を広げる
資格を取得することで、さまざまな職場で活躍する女性が増えることを目指しています。女性が持つ視点を生かし、家づくりを考えるお客様に対して的確なアドバイスが行えるようになります。
試験概要
この資格試験は、第30回として実施されるもので、受験資格は18歳以上であれば誰でも受けることができます。試験は以下の日時で実施されます:
- - 試験日:2023年9月9日(木)
- - 願書送付期限:2023年8月14日(月)
- - 受験料振込期限:2023年8月12日(火)
試験会場は全国各地で設置されており、北海道から福岡まで多くの地域で受験が可能です。試験は選択式で、全50問です。試験合格基準は得点の7割を目指します。
受験料
受験料は一般が8,500円、学生は6,000円(税込み)で、申し込み後のキャンセルによる返金は行われません。さらに、合格者には認定登録料として3,000円が必要となります。
受験を希望する方は公式ホームページまたはお問い合わせ窓口から資料を手に入れて準備を進めてください。詳細は一般社団法人住宅建築コーディネーター協会の公式サイトをご確認ください。