現場の作業効率アップ!長谷川工業の「イットン台車」がリニューアル
はしご・脚立のパイオニアメーカーとして知られる長谷川工業株式会社が、建設現場で人気の高いアルミ製平台車「イットン台車」をリニューアルし、2024年7月1日から販売を開始しました。
2014年に初代モデルが発売されて以来、鋼製が主流だった平台車市場において、約50%の軽量化を実現したイットン台車は、現場作業員の負担軽減に大きく貢献してきました。その高い機能性と使いやすさは多くの現場で高く評価され、これまでに7万台以上を販売してきた実績があります。
今回のリニューアルでは、現場からの声を反映し、さらに使いやすく、丈夫な製品へと進化しました。主な変更点は以下の通りです。
リニューアルポイント
天板強度向上: 断面形状を見直すことで強度を向上させ、凹みに強くなりました。また、補助天板を一枚ものに改良し、固定位置を変更することでめくれ防止と強度アップを実現しました。
コーナー金具強度向上: 従来品よりもブラケットの取り付け面積を広げ、締結点を最適化することで、さらに強度を高めました。
メンテナンス性向上: 締結部品を従来のリベット止めからタッピングビス止めに変更しました。これにより、パーツ交換が一般的な工具で行えるようになり、メンテナンス性が向上しました。さらに、パーツ数を約40%削減し、シンプルな構造にすることで、よりメンテナンスしやすい設計となりました。
現場のニーズに応える3つのラインナップ
リニューアルされたイットン台車は、現場のニーズに合わせて3つのラインナップを展開しています。
FC4-1275 (4輪・スタンダードタイプ): 標準的なサイズの平台車です。
FC6-1275 (6輪・直進しやすい方向規制キャスター付): 直進安定性に優れ、荷物の移動をスムーズに行うことができます。
FC4-0775 (4輪・エレベーターに入るミニタイプ): コンパクトなサイズで、エレベーターにも乗り入れ可能です。
どのタイプも最大積載質量は1トン(天板均等荷重時)で、現場でのさまざまな作業に対応できます。
軽量化と機能性で現場作業を快適に
イットン台車は、従来の鋼製平台車に比べて軽量化を実現したことで、作業員の負担を軽減し、作業効率を向上させる効果が期待できます。また、強度とメンテナンス性の向上により、長期間にわたって安心して使用できる製品となっています。
現場作業の安全確保と作業効率化を追求する長谷川工業の「イットン台車」は、建設現場の作業をより快適にするための頼りになるアイテムと言えるでしょう。
イットン台車リニューアル、現場の進化を加速させる!
長谷川工業の「イットン台車」のリニューアルは、単なる製品のアップデートではなく、現場のニーズを的確に捉え、進化を加速させるものだと感じました。
特に、天板強度とコーナー金具の強化は、現場作業において安全性をより高める重要な要素です。凹みに強く、めくれにくい天板は、作業中の荷物の落下防止に役立ち、コーナー金具の強度アップは、より安定した作業環境を実現します。
また、メンテナンス性の向上は、現場作業におけるコスト削減と効率化に大きく貢献するでしょう。パーツ交換が容易になったことで、修理やメンテナンスにかかる時間を短縮し、作業の中断を最小限に抑えることが期待できます。
さらに、シンプルな構造への変更は、修理やメンテナンスの際の作業性を向上させ、現場での対応力を高める効果も期待できます。
長谷川工業は、現場の声を製品開発に反映することで、常に進化を続ける姿勢を見せています。今回のリニューアルによって、イットン台車はさらに使いやすく、丈夫な製品へと生まれ変わり、現場作業の効率化に大きく貢献する存在となるでしょう。
現場作業の安全性と効率性を追求する長谷川工業の姿勢は、今後も多くの現場作業員から支持を集め、業界の発展に貢献していくことと思います。