FSSC 24000フォーラム
2026-02-19 10:17:29

企業の社会的責任を重視したFSSC 24000フォーラムの開催報告

LRQAが主催するFSSC 24000フォーラム



2026年1月29日、神奈川県横浜市を本拠地とするLRQAリミテッドが、東京都千代田区の大手町三井カンファレンスにてFSSC 24000フォーラムを開催しました。今回のフォーラムでは、サステナビリティ、ESG(環境・社会・ガバナンス)およびサプライチェーン管理に関心のある多くの専門家や関係者が参加し、企業が直面する人権デューデリジェンスや労働環境の改善について、さまざまな見解が共有されました。

フォーラムの内容



専門家の一人である出田宏氏は、FSSC 24000規格の全体像と、その国際的な意義について詳しく説明しました。FSSC 24000は、ISOの調和された構造に基づいており、安全で公正な労働環境を構築するためのフレームワークとして機能します。さらに、SDGsやEUのCSDDD(コーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令)との整合性を持ち、国際基準としての実践的な価値を強調しました。

次に、ISO/TC34/SC17国内検討委員の湯川剛一郎氏が登壇し、PAS 24000に基づくマネジメントシステムの重要性について解説しました。湯川氏は、労働者とその代表の積極的な参加が社会的責任マネジメントの実効性を高めるために不可欠であると述べ、PDCAサイクルに沿った運用の重要性を強調しました。このような取り組みが人権デューデリジェンス体制を強化し、企業の社会的責任を確立する手助けになると説明しました。

弁護士の粟谷しのぶ氏は、PAS 24000の附属書Aに記載された社会的パフォーマンス基準について触れました。これには強制労働や児童労働、結社の自由、公正な待遇、労働安全衛生、生活賃金、長時間労働の管理などが含まれ、国内法より厳しい基準が設定されている場合もあることを指摘しました。企業が満たすべき具体的な要件として、パスポートの没収禁止や採用手数料の不当負担を回避する仕組みの整備が求められます。これらの基準を遵守することが、企業の人権意識を高めるために不可欠であるとの見解が示されました。

参加者の反応



フォーラムでは、参加者がFSSC 24000およびPAS 24000の持つ国際基準としての実務的価値を学び、特に持続可能なサプライチェーンを構築するための具体的な方法や管理体制の方向性について意見交換が行われました。LRQAは、企業が国際的な規範や規制要求に適切に対応できるよう、今後もFSSC 24000認証やギャップ分析、専門的な研修、サプライチェーンの検証など多様なサービスを通じて支援を続けていく方針です。

まとめ



FSSC 24000フォーラムは、企業が未来のビジネス環境において競争力を維持し、同時に社会的責任を果たすための重要な情報交換の場となりました。社会的責任を重視する企業にとって、これらの国際的基準の理解と実践は、今後ますます重要になると考えられます。

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