グルメ杵屋レストランがそばの品質を向上！全店舗で新しい味を提供

グルメ杵屋レストランによるそばの品質向上

株式会社グルメ杵屋レストランは、大阪市住之江区に本社を置く会社で、長年の実績を持つ飲食店経営のリーダーです。最近、同社が展開する「信州そば処そじ坊」と「越後叶家」では、そば商品をさらに高めるための新しい施策を導入することを決定しました。これにより、これまで以上に美味しいそばをお客様に提供しようとしています。

信州そば処そじ坊の新しい挑戦

「信州そば処そじ坊」が掲げるコンセプトは、信州で製粉したそば粉を使用した純粋な信州そばの専門店。35年前に設立されて以来、毎日店内で自家製麺を行っており、茹でたてのそばを提供することで、その名を広めてきました。そして、今回の変更では全店で”二八そば”を導入します。これは、そば粉が80%でつなぎ粉が20%という配合比率で、コシのある食感と豊かな風味を生み出すことに特化したものです。

さらに、この新しいそばには最高級の鰹節「本枯節」を使用しただしが加えられ、風味が豊かになることが期待されています。この変更は2026年3月末までに全91店舗で完了する予定です。

二八そばの魅力

二八そばの特徴は、強い風味と食感です。そじ坊では「粗挽き」と「石臼挽き」のオリジナルブレンドのそば粉を使っており、打ちたて、茹でたての状態で提供されます。滑らかな口当たりとしっかりとしたコシを兼ね備え、食べる人々を楽しませるものとなります。特に「ざるそば」ではおろしたての生わさびが用意されており、その辛みがそばの風味を引き立てます。

本枯節の魅力

使用する本枯節は、長期間の乾燥と熟成を経て作られた最高級の鰹節です。この香り高いだしは温かいそばでも冷たいそばでも楽しむことができ、最後の一滴までそばの風味を引き立てる役割を果たします。

越後叶家の新しい提供スタイル

新潟県名物のへぎそばを専門とする「越後叶家」は、全国に12店舗を展開しています。ここでも同様に、関東のいくつかの店舗で新たに”ふのり”を使用したそばを提供し、へぎそばの品質を一段と引き上げることに成功しました。”ふのり”をつなぎに使ったこのそばは、独特の食感とともに美しい盛り付けが特徴です。

へぎそばの歴史

へぎそばは江戸時代後期に新潟県で生まれた郷土料理で、四角い木の器に盛り付けられます。このスタイルは視覚的にも楽しませてくれ、こだわりの出汁とともに提供されることで、より一層美味しさが引き立つのです。越後叶家は新潟の風味を最大限に生かした手作り料理を提供しており、地元の名産品にもコンセプトを持たせています。

まとめ

グルメ杵屋グループが展開するそば専門店「そじ坊」と「越後叶家」は、品質の向上を通じてお客様の期待に応え、新しい美味しさを提供することを目指しています。そばとその文化を大切にしたこの新しい取り組みは、いずれの店舗でも味わうことができ、そば通からも高い評価を受けるでしょう。もっと多くの人にこの素晴らしい日本の味を楽しんでもらうため、これからも努力していく意気込みです。