メドレー、クラウド歯科業務支援システム「DENTIS」に新プランを追加
株式会社メドレーは、クラウド歯科業務支援システム「DENTIS」の新プランを発表しました。歯科医院の多様なニーズに応じたプランが追加され、経営分析機能を新たに提供することで、業務の効率化を図ります。
DENTISの革新
メドレーは、次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」の一環として、DENTISを提供しています。DENTISは、幅広い機能を持つクラウドサービスで、これにより歯科医院の経営活動をサポートします。新たに発表された「かかりつけアプリプラン」と「エンタープライズプラン」は、それぞれ異なるニーズを持つ医院向けに設計されています。
かかりつけアプリプラン
「かかりつけアプリプラン」は、初めてのデジタル化を検討している歯科医院に最適です。このプランでは、WEB予約や問診、リコール対策などを手軽に導入できるように設計されています。特にオンライン診療機能や患者とのコミュニケーションを強化するための機能も含まれており、患者とのつながりを深めることが可能です。また、初期費用は0円で、トライアル期間も30日間設けられています。
エンタープライズプラン
一方、複数の医院を持つグループ法人向けの「エンタープライズプラン」は、全体での経営分析や各医院間のデータ管理を容易にする機能が整っています。これにより、医院ごとに異なる設定やデータ管理の煩わしさを解消し、経営資源の一元管理を実現します。
8020運動と歯科医院の重要性
歯科業界では、厚生労働省と日本歯科医師会が推進する「8020運動」が注目されています。この運動は、80歳までに20本以上の歯を維持することを目指しています。最近の調査では、その達成者の割合が1993年には10.9%だったのが、2024年には61.5%に増加すると予測されています。このように、予防歯科への意識が高まり、歯科医院の重要性が増しています。
DENTISの成長とサポート機能
DENTISは、これまでの導入機能の拡充を通じて、WEB予約・問診やリコール管理など、幅広い業務をサポートしてきました。また、電子カルテやレセコンの機能も充実しており、歯科患者との連携が強化されます。さらに、今後も継続的に機能のバージョンアップを行い、業務の効率化に寄与する予定です。
経営環境の変化
現代の歯科医院は、人手不足や運営コストの高騰に直面しており、厳しい経営状況に置かれています。このような背景から、グループ化を進める医院も増加しています。メドレーは、これらのニーズに応える形で新たなプランを提供し、業務上の課題に寄り添っています。
まとめ
新しいプランの登場により、DENTISは今後の歯科業界の進化を支える企業としての役割を一層強化します。各医院のニーズに応じた柔軟なプランの提供は、業務の効率化や経営の最適化を実現し、患者との信頼関係を築く手助けをするでしょう。メドレーのこれからの取り組みに期待が高まります。