自律型AI搭載ロボット「UP」の登場
この度、RoboPath株式会社がGMO AI&ロボティクス商事と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。これにより、AI技術とロボット活用を融合させた新たなサービス展開が期待されます。
RoboPathは自律型AI搭載の多機能サービスロボット「UP」を提供しており、エレベーターを使用したフロア間移動が可能です。ホテルや病院、多層階のオフィスビル、タワーマンションなど、様々な施設での業務の効率化を図ります。
パートナーシップの背景
この契約締結の背景には、GMOインターネットグループによるインターネットインフラや金融事業の強みが存在します。「AIとロボットをすべての人へ。」というミッションを掲げ、GMO AIRは2024年6月に設立されました。GMOのネットワークとRoboPathの技術が融合することで、人口減少という社会課題へのソリューションを提供していく考えです。
RoboPathの「UP」は、館内でのエレベーター連携を可能にする独自技術により、自動走行や清掃、配送までを1台でこなします。このロボットは多充実な機能を持ち、清掃ユニットはリアルタイムでのステータス表示が可能で、どのエリアが清掃済みかを把握できます。
多層階施設での活用
高層ホテルや病院、タワーマンションなど、人手不足が深刻化する多層階施設において、RoboPathのロボットを導入することで、清掃や配達・搬送業務の効率化が実現されます。この新たなシステムは、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、人手不足を軽減させる助けとなるでしょう。
RoboPathの自律型ロボット「UP」の特徴
UPは、エレベーターとロボット間で直接制御信号をやり取りする独自の「エレベーター連携モジュール」を搭載しており、導入の手間を大幅に削減しました。清掃ユニットや運搬ユニットなど、各種のモジュール交換が可能で、様々なシーンに対応できる柔軟性を持っています。
代表のコメント
RoboPathの代表取締役、平木 康孝氏は「この契約を通じて、弊社のロボットがより多くの現場で活用されることを確信しています」と語ります。
GMO AIR代表取締役社長の内田 朋宏氏も「多層階での移動が多いホテルや病院において、RoboPathのUPが問題解決の手助けになる」と強調しました。このように、両社は共に新たな時代の業務スタイルを作り出すことを目指しています。
会社情報
GMO AI&ロボティクス商事は、日本の最新技術を使用してミッションを遂行し、社会課題の解決に寄与しています。RoboPathは、「AIソリューション×ロボティクス」で、未来の業務形態を変革する役割を担っています。このパートナーシップにより、両社はより良い未来のための一歩を踏み出しました。