日光山輪王寺で「薪能」を満喫する夏の夜
日光の美しい自然の中に位置する日光山輪王寺が、世界遺産登録15周年を記念して特別な舞台「薪能」を開催します。演者には、名高い梅若玄祥や梅若修一、そして人間国宝の山本東次郎が登場します。この公演は、伝統ある日光山の文化を体験できるまたとない機会です。
公演の詳細
この「薪能」は、2014年8月22日(金)と23日(土)の2日間にわたり、どちらの日も午後5時45分から8時30分まで開催されます。会場は輪王寺の三仏堂境内で、自然に囲まれた美しい環境での酒能は、観客にとって特別なひとときとなることでしょう。
入場は全席指定の500席のみ。A席が7,000円、B席が5,000円となっていますので、チケットはお早めにお求めください。これに関するお問合せは、日光山輪王寺の電話番号0288-54-0531まで。
息をのむ歴史的建造物
日光山輪王寺の三仏堂は、重要文化財にも指定されているこの場所のシンボルです。平安時代に創建されたこのお堂は、今では東日本最大の木造建築として数えられています。また、1645年には徳川三代将軍家光によって改築されました。三仏堂の前には、推定樹齢500年の「金剛桜」が立ち、訪れる人々を迎えています。
三仏堂内部には、7.5メートルの高さを誇る日光三社権現本地仏と掛仏が奉られており、特にその美しさには心を打たれることでしょう。さらに、現在進行中の改修工事に伴い、特別に設けられた「天空回廊」では、工事の様子を見学することもできるため、興味深い体験ができます。
四季折々の魅力
日光山輪王寺は、四季に応じた自然の変化も見逃せません。カメラ女子や歴女たちが歴史的な建造物と美しい自然を撮影する姿が多く見受けられ、訪れる際には自身のカメラを手に仲間たちと特別な時間を過ごすこともできます。
訪問の際の情報
拝観時間は4月から10月までの間、午前8時から午後5時までで、拝観料は輪王寺券(大人900円、小中学生400円)で三仏堂のみの見学も可能です。歴史的な価値と美しさが融合するこの場所を訪れて、伝統的な日本文化を感じ取ってみてはいかがでしょうか。入場料の詳細は、輪王寺の公式サイトをご確認ください。
日光山輪王寺へのアクセス情報や、地域活性プロジェクト「TAN-SU」について詳しくは、
こちらの公式ウェブサイトをぜひご覧ください。