埼玉で実現する新しい旅のスタイル「ワーケーション」
埼玉県では、テレワークやワーケーションを活かした新しい観光戦略が進行中です。一般社団法人埼玉県物産観光協会(会長:朝霧重治)は、観光消費の向上を目指し、秩父地域でのワーケーション誘致にも力を入れています。最近、埼玉県の取り組みを広める商談会が幕張メッセで開催されたことから、注目が集まっています。
商談会の概要
商談会は、2024年10月4日(金)に行われ、埼玉県のワーケーションプログラムを全国に紹介する場となりました。特に、「秩父で深めるチームワーク!合宿型ワーケーション」をテーマに、秩父地域で提供される多彩なワーケーションプランをPRしました。観光庁もブースを出展し、企業に対するワーケーションの効果や実施のメリットを紹介。これにより、テレワークの普及が進む中で、新たな地域の魅力を発信しています。
埼玉ワーケーション推進の背景
このプロジェクトは、埼玉県が令和4年度から行っている3ヵ年の取り組みです。テレワークやワーケーションによる新しい旅のスタイルに対するニーズが高まる中、宿泊者数や観光消費の増加を目指しています。1年目では、埼玉県のワーケーションに適したターゲット層を特定し、2年目にはモデルコースを提案。その認知を広めるために、特設ウェブページも制作しました。
自然豊かな秩父地域
秩父地域は、山々に囲まれた自然豊かな場所で、都心からもアクセスが便利。特急電車で77分という立地は、ワーケーションに訪れるには理想的な環境です。秩父駅から数分の場所にはコワーキングスペースもあり、近隣には観光名所も多数存在します。秩父神社や関東屈指のパワースポット・三峯神社、長瀞のライン下りなど、自然と文化が融合した体験ができます。さらに最近では、お酒造りの地域としても話題になっており、ジャパニーズウィスキー「イチローズモルト」なども楽しめるため、グルメ好きにもおすすめです。
オフィスプラスによるワーケーションの取り組み
秩父地域でのワーケーションを推進する株式会社オフィスプラスでは、毎年「ワーケーションウィーク」を開催しています。このイベントは、テレワーク中にセミナーを受けたり、新たな交流を図ったりする場を提供し、多くの参加者が秩父の魅力に目覚める機会となっています。企業向けの受け入れも行っており、年間で約10件のグループを対象に、親子で参加できるプランなど多様なオプションを展開しています。
未来の埼玉ワーケーション
今年度も埼玉県ではワーケーションのさらなる認知向上に向け、さまざまな情報発信を行う予定です。埼玉の自然を満喫しながら新たな働き方を試みるこの取り組みは、観光や地域振興に大きな力を与えるでしょう。
お問い合わせ先
一般社団法人埼玉県物産観光協会の担当者、石川までご連絡ください。
電話番号: 048-647-0500 FAX: 048-647-7745 メール:
[email protected]