グルメ杵屋のPR映像「うDON」金賞受賞
株式会社グルメ杵屋(大阪市住之江区、代表執行役社長:椋本充士)が、2025大阪・関西万博に向けて制作したPR映像「うDON」が、アメリカの「Summit International Awards 2025」で金賞を受賞しました。この映像は、万博のORA外食パビリオンで上映予定で、日本の伝統食「うどん」と和太鼓の力強い響きを組み合わせて、和の文化の豊かさを伝える作品です。
映像の背景と制作のこだわり
「Summit International Awards」は、1994年に設立された国際的な広告賞で、マーケティングや広告、デザインの優れた作品を表彰しています。今回、グルメ杵屋の映像が金賞を受賞したことにより、日本の食文化が国際的にも評価されることとなり、特に大阪発祥の企業としてその名を冠することに誇りを感じています。
映像の制作を担当したのはパナソニック映像株式会社で、和太鼓アーティスト集団「倭太鼓飛龍」とグルメ杵屋のうどん職人が共演。兵庫県朝来市の竹田城跡など、日本の象徴的な風景を舞台に、熟練の職人技と迫力のある太鼓演奏が絶妙に融合した映像を制作しました。この映像は、単なる観賞に留まらず、日本の伝統文化そのものを感じ取ることができる内容となっています。
映像制作に賭けた思い
グルメ杵屋の広報担当によると、今回の映像制作は「うどんと太鼓を組み合わせた映像を作りたい」という想いから始まったといいます。特に、食文化が「食い倒れの街」として知られる大阪から世界に発信されることを願い、あらゆる面でこだわりを持って取り組んできました。また、竹田城の美しい景色を思い出し、撮影地として選ばれた経緯には、映像に込められた深い想いを見ることができます。
制作にあたっては、時間がかかった様々な試行錯誤の中で、全ての関係者の協力が得られたことが非常に大きな支えになったと、担当者は語っています。映像が完成した際には、職人の技術と日本の食文化の奥深さを見事に映像化することができたと感じている様子が伺えます。
技術的な工夫と演出
制作したパナソニック映像株式会社の企画・演出担当も、映像作りにおいて「うどん」と「和太鼓」を組み合わせることで、日本の美しさを伝えようと工夫を凝らしました。演奏シーンと麺作りのシーンをスピーディーに切り替えることで、職人の技術を直感的に伝えられる映像になっています。また、モーションコントロールカメラを用いて、和太鼓の音とともにうどんが舞い踊る様子を映し出し、視覚的にも楽しめる工夫がされています。
映像全体を通じて、ノンバーバルな表現にこだわることで、言葉を超えた感動を与えることを目指しました。このような独自性を持った映像が、今後の国際的な舞台でどのように反響するのか、楽しみです。
作品詳細
- - 作品名:うDON
- - 広告主:株式会社グルメ杵屋
- - 制作:パナソニック映像株式会社
- - 出演:倭太鼓飛龍、株式会社グルメ杵屋
- - 作曲:飛鳥峯英(倭太鼓飛龍)
- - 撮影地ご協力:竹田城跡(兵庫県朝来市)
この「うDON」は、日本の美を体現した映像であり、皆さまにもぜひご覧いただきたい作品です。和太鼓の力強さと、うどんの繊細さが調和した映像を通じて、日本の食文化の魅力を感じてみてください。