トレックス・セミコンダクターが取り組む森林ボランティア活動
最近、トレックス・セミコンダクター株式会社が、会社の理念である「地球環境の保全に貢献する」という目標を実現するために、東京と大阪の2拠点で森林ボランティア活動を行いました。この取り組みは、社員やその家族が参加し、自然環境の大切さを実感する貴重な機会を提供しました。
東京でのボランティア活動
まず、2025年10月12日に東京都町田市にある三輪里山フィールドで、第1回目の活動が実施されました。この日、16名の社員とその家族が参加し、倒木や落枝の片付け作業に取り組みました。午前中は木材を約10センチ幅に切り分けて、指定された場所に運搬。これにより森林内の通気性や日当たりが改善され、健全な植生の維持へと寄与しました。
午後にはクヌギの伐木体験が行われ、社員たちは間伐の重要性を学びながら、里山の再生サイクルについて深い理解を得ることができました。参加者の一人は「実際に体験することで、自然環境を意識することができました」と語り、学び多い一日だったと話しました。
大阪でのボランティア活動
続いて、2025年11月16日には、大阪府交野市の奄山ふれあいの森フィールドで第2回目の活動が行われました。こちらの参加者は10名で、繁茂した竹の伐採作業に取り組みました。竹を放置すると他の樹木の日光を遮るため、生態系に悪影響を及ぼします。そのため、竹の伐採は里山の保全における重要なプロセスです。
また、この活動では伐採した竹を活用した工作体験も実施され、参加者は楽しみながら自然素材の魅力に触れることができました。「普段あまり触れ合うことのない自然素材での工作は新鮮で、豊かな体験になりました」と参加者の子供たちも目を輝かせていました。
環境意識の高まり
今回のボランティア活動を通じて、参加した社員たちは「環境保全は自分たちの手で行うべき重要なことである」と再認識しました。活動後のアンケートでも、「会社の理念が実感でき、地域社会とのつながりを感じました」という意見が多く寄せられました。このように、トレックスのボランティア活動は、ただの仕事の延長ではなく、社員それぞれの心にも影響を与えました。
今後もトレックス・セミコンダクターは持続可能な社会の実現を目指し、環境への配慮を欠かさず、地域貢献の活動を続けていく意向です。自然環境と向き合うことで、人々がどのように共生していくのか、その可能性を探る活動は、同社の今後の取り組みに期待を抱かせます。
活動概要
実施日:2025年10月12日(日)
場所:東京都町田市 三輪里山フィールド
参加者:16名
内容:倒木・落枝の片付け、木材の細断・運搬、クヌギの伐木体験
実施日:2025年11月16日(日)
場所:大阪府交野市 奄山ふれあいの森フィールド
参加者:10名
内容:タケの伐採作業、植生保全、伐採したタケを使った工作体験