地域の力を結集！AlonAlonとオルカ鴨川FCが新たなパートナーシップを締結

千葉県いすみ市に本拠地を置くNPO法人AlonAlonは、地元の女子サッカーチーム「オルカ鴨川FC」と新たにパートナーシップを結びました。この提携は、障がい者支援と地域社会の活性化を同時に図ることを目的としており、地域住民にとっては大きな意味を持つものとなるでしょう。

パートナーシップの背景と目的

NPO法人AlonAlonは、胡蝶蘭やマンゴーなどの高付加価値な農産物の生産・販売を通じて、障がい者の経済的自立を支援する活動を行っています。この活動をさらに地域に根付かせるため、地元に愛されるオルカ鴨川FCとの提携が決定されました。

提携による3つの具体的な取り組み

1. 地域スポンサーとしての活動
AlonAlonはオルカ鴨川FCの公式スポンサーとなることで、地域イベントや試合を通じて自身の活動を広く知らしめます。このことにより、地域住民の障がい者福祉に対する理解を深め、地元企業との連携を強化することが期待されています。

2. 利用者のQOL向上
AlonAlonのグループホームの利用者や日中活動を行うメンバーがオルカ鴨川FCの試合を観戦する機会を設けることで、土日祝日のQOL（生活の質）の向上を目指します。大勢の観客と共に選手を応援することで、社会とのつながりを感じる瞬間を提供し、日々の生活に喜びをもたらすことを狙います。

3. 地域交流イベントの企画
オフシーズンには、AlonAlonオーキッドガーデンを会場に、サッカー教室などの選手との交流イベントをオルカ鴨川FCと共に企画・開催する予定です。障がいの有無に関わらず、地域の子どもから大人まで楽しめる機会を作り、地域社会を一層盛り上げていきます。

NPO法人AlonAlon理事長のコメント

理事長の那部智史氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。
「地元を代表するオルカ鴨川FCとの提携を発表できることを大変嬉しく思います。私たちはビジネスを通じて障がい者の経済的自立を目指してきましたが、今回の提携は、その活動を地域の皆さまと共有するための重要な一歩です。スポーツが持つ感動や熱狂を通じて、障がい者と地域との間に新しい交流の輪が広がることを期待しています。」

地域貢献に向けた今後の展望

AlonAlonは今後も地域に根差した福祉活動を推進し、障がい者の自立支援を行っていく方針です。地域と共に成長することで、より良い社会づくりに寄与することを目指しています。また、オルカ鴨川FCも地域活性化の一翼を担い、地域住民に夢と希望を与える存在としての役割を果たしていくことでしょう。

このような素晴らしい取り組みが地域で実施されることは、具体的なアクションが障がい者を支えるだけでなく、地域全体の活性化にもつながることを示しています。今後の展開に注目です。