リノベ・オブ・ザ・イヤー2013
2013-11-15 13:00:06

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013」結果発表!独創的なリノベーション事例が多数受賞

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013」受賞作品発表!



2013年、リノベーション住宅推進協議会が開催した「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013」コンテストの結果が発表されました。全国から集まった151もの応募作品の中から、一般ユーザー投票と住宅系メディア編集者による審査を経て、総合グランプリや部門別最優秀賞などが選出されました。

審査のポイント:ユーザー目線と創造性



このコンテストの大きな特徴は、ユーザー目線に立った審査体制です。応募作品は価格帯別に分類され、SNSでの反響なども参考にノミネート作品が選出されました。最終審査は、建築家や不動産業者ではなく、住宅系メディアの編集者たちが担当。リノベーションの可能性を広く伝えるというコンテストの趣旨が、徹底的に反映されています。

受賞作品:多様なアイデアと高いクオリティ



受賞作品は、予算や物件タイプ、デザインなど多様なアプローチでリノベーションの可能性を示す、いずれも高いクオリティの作品ばかりです。

総合グランプリおよび800万円以上部門最優秀賞には、株式会社ブルースタジオの「FURNITURE半身浴」が輝きました。この作品は、家具の高さを統一することで空間の広がりを演出するという、斬新な発想が評価されました。

その他、部門別最優秀賞には以下のような作品が選ばれました。

300万円未満部門最優秀賞:株式会社錬「再びリノベーション~こどもべやができた夏~」
500万円未満部門最優秀賞:株式会社インテリックス住宅販売「ウナギノオウチ」
800万円未満部門最優秀賞:株式会社練「畳のロフト、窓のあるお風呂など、一人仕様を極めたワンルーム」
無差別級部門最優秀賞:株式会社八清「大正時代の京町家をシェアハウスへとリノベーション」、株式会社ブルースタジオ「築40年プレハブアパート再生[さくらアパートメント]」

さらに、自然素材を生かした作品や、賃貸住宅のリノベーションなど、様々な切り口の作品が特別賞を受賞しました。

選考委員の講評:リノベーションの可能性と課題



選考委員からは、日本の住宅市場におけるリノベーションの重要性、そして受賞作品が示すリノベーションの可能性について、多くのコメントが寄せられました。

既存住宅の活用が叫ばれる中、単に既存住宅の課題を解決するだけでなく、住まい手にとって魅力的な選択肢となるよう、リノベーションが果たす役割は大きいという意見が多く見られました。特に、住まい手の個性やライフスタイルを反映させた、数字では測れない価値を提供することが重要であると指摘されています。

また、コンテストを通じて、リノベーションが住まい手の自己表現として定着しつつあること、そして、今後ますます多様化するニーズに対応していくことが重要であるという認識が共有されました。

まとめ:リノベーションの可能性を広げるイベント



「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2013」は、ユーザー目線と創造性を重視したコンテストとして、リノベーションの可能性と魅力を広く伝えることに成功しました。受賞作品は、今後のリノベーション業界の発展に大きく貢献するものと言えるでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人リノベーション協議会
住所
東京都渋谷区渋谷2-2-2青山ルカビル4F
電話番号
03-3468-2510

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