高精度音声認識「QuickSummary2.0」がオンプレミスPBXに対応

エーアイスクエアの新サービス、QuickSummary2.0の魅力

株式会社エーアイスクエアは、音声認識とAIを活用した要約サービス「QuickSummary2.0」を発表しました。このサービスは、コンタクトセンター向けに特化しており、通話内容を正確にテキスト化し、その後自然に要約する機能を持っています。特に、クラウドPBX環境に加えて、オンプレミスPBX（構内交換機）に対応することで、様々な企業のニーズに応えられるようになりました。これにより、金融や公共、製造などの業界で信頼性の高いオンプレミスシステムを利用している企業でも、QuickSummary2.0を導入することが可能になります。

オンプレミスPBX環境における導入の背景

企業のPBX環境には、クラウド型とオンプレミス型の2つに大別されます。クラウドPBXは導入の簡便さや柔軟な拡張性に優れていますが、特に金融や公共セクターでは、セキュリティ政策や通信環境のコントロールが重要視されるため、オンプレミス環境での運用が依然として行われています。このような背景を受けて、エーアイスクエアは既存のPBXやCTIと連携できる解決策を提供し、それによって顧客のニーズに応えるべくQuickSummary2.0をダイナミックに拡張しました。対応しているオンプレミスPBXには、AVAYA、Genesys Cloud、SV9500、CT Stage、Cisco CUCM、NEC Aspireなどがあります。

今後の機能強化と展望

エーアイスクエアはQuickSummary2.0を進化させ続け、モニタリング機能やアラート出力、バッチ処理によるレポーティング機能などを順次リリース予定です。これらの機能強化は、コンタクトセンターの運営における業務効率化を目指しており、AIエージェントの開発も進めています。QuickSummary2.0で出力された要約を使ったナレッジレコメンド機能の実装も視野に入れており、さらなる高精度な応答が可能になる見込みです。エーアイスクエアは、生成AIを活用したソリューションを通じて、コンタクトセンターのデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し続けます。

QuickSummary2.0の特長と利用方法

QuickSummary2.0は高精度な音声認識と自動要約を駆使して、企業のオペレーションを最適化します。主な特徴として、以下の点が挙げられます。

1. 高精度な音声認識：専門用語辞書による誤変換補正機能を搭載し、90％以上の認識精度を実現。必要に応じて辞書登録が行え、さらに精度を向上させることが可能です。

2. 自動要約生成：通話終了後、オペレーターが欲しい形式に合わせた要約を自動的に作成。CRM登録やFAQ抽出、VOC分析など様々な用途に利用できます。

3. 自由な要約パターンの追加：管理者が運用中に得たフィードバックを基に、新しい要約パターンを作成・修正でき、リアルタイムで反映させることが可能です。

4. シームレスな連携：既存の音声認識システムやCRM、PBXとの連携が容易で、通話記録や要約結果を統合できます。

5. 柔軟な料金体系：独自のAIモデルを駆使し、トークン数を削減することで低価格での利用が実現。また、固定料金や従量料金から選択できます。

企業情報と連絡先

エーアイスクエアは、2060年12月に設立されたITサービス企業です。「企業とお客さまのコミュニケーションをAIで豊かに」を企業理念に掲げ、AIチャットボットや声認識のサービスを展開しています。顧客満足度向上を目指し、コンタクトセンターの業務効率を重視したソリューションを提供しております。

住所：東京都港区芝5-31-17 PMO田町7F
設立：2015年12月1日
代表者：堀友彦
資本金：9,000万円
* URL：エーアイスクエア公式サイト