カーリース契約者調査:支払総額の重要性を再認識
昨今、車のリース契約は多くの方にとって手軽な選択肢となっている。しかし、実際に契約する際には多くの消費者が「支払総額」を深く考えていないことが明らかになった。ジョイカルジャパンの実施した調査によれば、カーリース契約経験者の半数以上が自ら支払総額を詳細に計算せずに契約を結んでいるというのだ。
調査結果の概要
この調査は、カーリース契約を経験した111名を対象に行われたもので、契約時に最も重視された要素は「支払総額の安さ」という結果になった。約30.7%がこの点を重視している一方で、契約に応じた月額支払いの重視が目立つ。これは、消費者が月々の負担を気にするあまり、全体の負担額を軽視している状況を浮き彫りにしている。
特に印象的なのは、契約時に「支払総額」を全く計算しなかった層が約13.5%、また「少し気になったが詳細は確認しなかった」と回答した層が37.0%に上った点だ。その理由として多くの人が「計算が面倒だった」や「営業担当者が月々の支払額を強調していたため」と答えており、消費者が支払意識を持つことが求められる場面がある。
契約後の負担感について
また、約80%の契約者が「想定よりも高かった」と回答している。このことは、実際には支払額が契約前に想像していたよりも高くなるケースが多いことを示している。特に長期契約については、総額が大きくなる場合があり、消費者が思いがけず大きな負担に直面することがある。
例えば、長期契約中、さらなる追加オプションやメンテナンスが必要となる場合も少なくない。調査によると、約57%が「契約期間が長く総額が大きくなったから」と理由を述べており、これには年間総支払額が予想以上に膨れ上がる要因があることが窺える。
今後のリース契約で重視されるべきポイント
今後のリース契約に関する意向も注目される。消費者は「料金体系の透明性・わかりやすさ」を重視するとの回答が目立ち、この点が契約において非常に重要になってくることが明らかだ。「支払総額の安さ」が26.1%と続いており、利用者はより明確で安心できる条件を求めていることが伺える。
顧客が求める理想的な料金表示方法には、「月々の支払額を大きく表示」が50.5%と最も多く、次いで「支払総額を月額と同じ大きさで併記」が41.4%だ。特に今後は、透明性のある提示が消費者の信頼を得るために必要になる。また、他社との比較情報の提供も求められており、業界全体の改善が期待される。
まとめ
カーリースにおける契約の際、価格面だけが焦点となっている今日の実態が調査によって明らかとなった。支払総額の理解が不足していることは、消費者にとってはリスク要因となり得る。契約の透明性を求める声が高まっている中で、自動車リース業者も新しい時代に即した情報提供の在り方を見直す必要があるだろう。車のリース契約をより安心して行えるように、料金体系の明確化は急務である。
そして、消費者自身もリース契約を結ぶ際には、詳細な計算を怠らず、総支払額を意識することが大切である。これからのカーライフを楽しむためにも、賢い選択が求められる時代なのかもしれない。
詳細な調査結果は
こちらから確認可能です。