STの新センサ登場
2026-05-15 17:19:16

STマイクロエレクトロニクスの新型広帯域3軸振動センサがもたらす革新

新しい広帯域3軸振動センサ「IIS3DWBG1」による産業界の革新



STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)が新たに開発した「IIS3DWBG1」は、単一のデジタル製品で3軸センシングを実現する広帯域3軸振動センサです。この革新的な製品は、特に産業用の状態モニタリングアプリケーションで設計の簡略化や部材コストの低減に寄与します。

センサの特長



IIS3DWBG1は、センサの配置や取り付け位置が測定精度に影響を与える状況においてこそその真価を発揮します。動作温度範囲が-40℃から125℃という広さを持つため、設置が難しい場所でも外付けの小型センサを柔軟に配置することが可能です。そのため、各種スマート機器やモータ、ギアボックス内部への組み込みも容易になっています。また、低消費電力設計により、バッテリ駆動機器も長時間の稼働が期待できるようになりました。

IIS3DWBG1は広い帯域幅と高い分解能を持ち、摩耗や欠陥に関連する故障パターンだけでなく、緩みや位置ズレといった設置に関する問題も簡単に検知できるため、設置や保守、修理のコストを大幅に削減する手助けをします。

多様な用途



このセンサは、モータや機器の状態を常に監視するだけでなく、コイル、トランス、スナバコンデンサなどの電気機械的振動も捉えます。これにより、自動車メーカーは、電気自動車のトラクションインバータやパワーモジュールの遠隔診断の範囲を拡大し、予知保全を通じた顧客サポートの強化に繋がるのです。特に、過酷な環境で使用されるハイブリッドカーのモータ内でのモニタリングでの使用が期待されています。

高い性能と安定性



IIS3DWBG1は動作温度範囲全体にわたって感度が安定しているため、最終アプリケーションでの補正が不要です。DCから6kHz超までのフラットな周波数特性と、75µg/√Hzという低ノイズ密度は微細な振動をも検出可能にし、早期の問題発見と機器の故障予防に寄与します。さらに、高い機械的衝撃耐性を誇り、遮断周波数を選択できるローパス・ハイパスフィルタや、FIFO、割込み機能、温度センサ、自己テスト機能といった多彩なデジタル機能も備えています。

量産と価格



IIS3DWBG1は現在量産が進んでおり、小型のLGA-14Lパッケージ(2.5 x 3mm)で提供されます。この小型設計は基板の実装面積を圧縮し、回路レイアウトや最終製品設計の簡略化を助けます。単価は、1000個の大量購入時で約12.00ドルと手頃です。

会社情報



STマイクロエレクトロニクスは、約48,000名の従業員と最先端の製造設備を持つ世界的半導体メーカーです。サステイナブルな社会の実現に向けた半導体ソリューションの開発に取り組んでおり、2027年末までの再生可能エネルギーの100%使用を目指しています。詳しくはSTのウェブサイトをご覧ください。

STマイクロエレクトロニクス公式ウェブサイト

お問い合わせ



STマイクロエレクトロニクス株式会社
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
電話: 03-5783-8250


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会社名
STマイクロエレクトロニクス
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟
電話番号
03-5783-8220

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