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大学院・研究機関に最適な新システム

株式会社メディアフュージョン（以下、メディアフュージョン）が、大学や研究機関におけるオープンアクセス（OA）対応の新たな支援システム「MFオープンアクセス支援システム」を2026年3月に提供開始します。このシステムは、研究プロジェクトの登録から始まり、研究データ管理計画（DMP）や研究成果物の登録、さらには機関リポジトリへの公開まで、一括してサポートするものです。

OA対応の必要性

近年、公的資金で行われる研究に対して、研究成果のオープンアクセス化が強く求められるようになってきています。文部科学省が示す基本方針に基づき、学術論文などの即時オープンアクセスの実現が急務となっています。そのため、大学や研究機関はOA対応を整備し、システム化することが求められています。

これに応えるべく、メディアフュージョンはすでに昨年からいくつかの施策を講じてきました。研究成果の公開を担う機関リポジトリの担当者の負担軽減を目的とした業務支援システム「機関リポジトリ連携DXオプション」もその一部です。このシステムにより、リポジトリ業務の効率化が図られます。

さらに、同社は複数の大学と共同でDMPの作成から研究成果の公開までを一元的に管理できるシステムを構築しました。これらの成果を集約し、2026年3月には新パッケージ製品として「MFオープンアクセス支援システム」として提供する予定です。

製品の特徴

業務プロセスの対象

MFオープンアクセス支援システムは以下の業務プロセスを対象としています：
1. 研究プロジェクト登録
2. DMP登録
3. 研究成果物登録
4. 機関リポジトリ公開用データ整備
5. 機関リポジトリへの公開

主要機能

このシステムの特徴的な機能には以下のものがあります。

• - 業績管理システムとの連携：業績管理システムやresearchmapとの統合により、研究者の負担を軽減。
• - 研究データ管理基盤との連携：GakuNin RDMなどとの連携で、ソースデータの所在を明確化。
• - DMPの状況把握：DMPに基づくプロジェクトと成果の管理状況を把握できます。
• - データ一括取得：科研費、AMED研究費に関するDMPフォーマットからデータを一括取得可能。
• - Power BIとの連携：データはREST APIで取得可能で、Power BIによるオンライン分析が可能です。

拡張性の質

このシステムは、長年にわたり提供されてきたMF教員業績管理システムのフレームワークを利用してオープンアクセス支援機能に再構成されたものです。したがって、既存の業績管理システムと連携しやすく、データ構造も容易に拡張可能です。これにより、利用者は自社のニーズに応じた柔軟な運用が期待できます。

導入までの流れ

MFオープンアクセス支援システムの導入は、まずお問合せから始まります。その後、オンラインまたは訪問による相談が行われ、契約から実際のシステム導入までのフローが進行します。

会社情報

メディアフュージョンは、1995年に設立され、公的機関や企業のDX推進に貢献してきました。関心のある方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。

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