千葉県の医療法人社団誠馨会が導入したAIクラウドサービス「バクラク」の効果とは
千葉県を中心に約10の医療施設を運営する医療法人社団誠馨会が、業務効率を向上させるために「バクラク」を導入しました。このサービスはAI-OCR技術を活用し、従来のアナログ業務からデジタル業務へと移行するための支援を行います。これにより、業務の迅速化やコスト削減が期待されています。
「バクラク」シリーズの特徴
「バクラク」シリーズは、稟議や経費精算、請求書管理、勤怠管理など、医療法人における多くの業務を効率的に管理できるAIクラウドサービスです。特に注目すべき点は、ユーザーが抱える様々な帳票をそのまま電子化できる点です。これにより、手入力や紙の管理から解放され、従業員が核となる業務に集中するための環境が整います。
導入背景と期待効果
医療法人誠馨会が「バクラク」を導入した背景には、請求書業務の電子化に対する長年の需要があります。しかし、口頭でのやり取りや各種レイアウトの異なるExcelフォーマットが存在しており、電子化に抵抗を感じている職員が多くいました。そこで、「バクラク請求書発行」を用いることで、どのように対応したのかを見ていきましょう。
1. 現行運用を変えずに請求書の電子送付を実現
「バクラク」の導入によって、高度なAI-OCR機能が現使用の帳票レイアウトを自動で読み取ることが可能になりました。これにより、運用方法に大きな変更を加えることなく、請求書が電子的に送付できるように進化しました。これが運用の統一と請求書の電子化を実現する大きなポイントです。
2. 手作業による郵送作業を即時化
今までは請求書の送付の多くを郵送に頼っていました。この方式は時間やコストがかかり、結果的に業務の負担になっていました。「バクラク」を導入したことで、請求書の一括メール送信が可能になり、案内状などの資料も一緒に添付できるため、顧客には利便性を損なわずに、郵送コストを削減し、送付までの時間も短縮されることが期待されています。
3. 承認フローのデジタル化による業務の迅速化
以前は、押印待ちのプロセスのために時間を要しましたが、新システムの導入により承認がデジタル化されます。これが、請求書の発行から送付までの間の時間を大幅に短縮し、業務全体の効率が向上します。
今後の展望
誠馨会では、ITシステムに不慣れな職員でも容易に扱える環境を整え、さらなるバックオフィス業務の効率化を推進していく方針です。また、事務職以外の部門にも「バクラク」の展開を検討しており、全体としての業務のデジタル化を進めていく予定です。
コメント
誠馨会新東京病院の大串様は、「電子化は急務であり、ITに慣れていない職員でも使用できる点に魅力を感じた」と述べています。また、トライアル中のサポートの速さも大きな決め手となりました。今後は予防医学部門にとどまらず、病院全体のシステムに展開を検討していきたいとのことです。
まとめ
医療法人社団誠馨会の「バクラク」導入は、単に業務の効率化だけでなく、職員の作業負担を軽減し、より良い医療サービスの提供につながることが期待されています。新たな働き方を一層進化させるこの動きに、今後も注目が集まります。