地域貢献と文化の乖離を埋める『第4回種子地蔵縁日』
2024年11月9日(土)、大正大学が主催する『第4回種子地蔵縁日』が巣鴨の大学キャンパスで開催されます。このイベントは、地域創生と学生の成長を促進するために、学生と教職員が共同で企画するものです。本学には『すがもプロジェクト』という社会貢献に焦点をあてた科目があり、学生たちがこのプロジェクトを通じて地域との貢献関係を築いています。
農と食、歴史をテーマにした多彩なプログラム
本年度の縁日では、農と食、そして歴史をテーマにしたさまざまなプログラムが展開されます。地域特産品の販売やワークショップ、さらにはクイズやスタンプラリーまで、参加者は楽しみながら地域の文化についても学ぶことができます。
種子屋通りの歴史を再発見
そもそも『種子屋通り』自体は、江戸時代から昭和戦前にかけて、巣鴨周辺に多くの種苗販売店があったことに由来します。現在でも残る伝統の野菜たち、例えば滝野川ゴボウや滝野川ニンジンのような地域名を冠した農産物を用い、イベントではそれらを再認識する機会を提供します。過去の栄光を再訪し、忘れ去られてしまった歴史を再び人々に知らせるという重要な役割を果たしています。
特別な屋台とワークショップ
このイベントでは、トキハソース株式会社が提供する“滝野川やきそば”といった地域に根差した屋台が出店し、参加者が直接地域の味を堪能することができます。それに加えて、御朱印浄書や写仏・写経の体験、さらには腕輪念珠作成といった仏教に基づいたアクティビティもお楽しみいただけます。
実行委員会は、参加者に広く楽しんでもらうため、多世代を対象としたプログラムを取り入れており、例えば14時からは「第32回すがも中山道菊まつり」や「能登復興支援あさ市」も同時開催されます。参加者は、菊まつり特別法要にも参加可能です。
応募先と参加方法
日時は2024年11月9日(土)10:30~15:00(小雨決行)で、場所は大正大学巣鴨キャンパスとなります。詳細な問合せは大学の代表番号(03-3918-7311)までお電話ください。
まとめ
今回の『第4回種子地蔵縁日』は、地域の歴史や文化、そして農業の重要性を再認識できる貴重な機会です。巣鴨での伝統的な催しを通じて、地域貢献の一環としてぜひ参加してみてください。これからの地域改革へ繋がる素晴らしいイベントになることを期待しています。