愛知の老舗「お亀堂」、2024年干支の和菓子を発売！

愛知の和菓子店「お亀堂」が干支和菓子を発売

愛知県の豊橋市にある老舗和菓子店「お亀堂」は、2024年の干支である『巳』をテーマにした新商品「干支『巳』」を、来年の12月26日から販売開始すると発表しました。この和菓子は、神秘性と縁起の良さを兼ね備えたデザインが特徴で、多くの人々に愛される商品です。

干支『巳』の魅力

新作の和菓子は、特に白蛇と宝玉のデザインが目を引きます。白蛇は古代インドで弁財天の化身として金運を象徴する存在と信じられているため、金運上昇の力を秘めています。また、蛇は脱皮を繰り返す生き物であり、その過程から「脱皮＝成長・進化」という意義が込められています。併せて「巳」という字の由来は胎児の形から来ているとも言われており、子孫繁栄の象徴でもあります。

デザインへのこだわり

宝玉のターコイズ石(トルコ石)は「天の神が宿る石」として危険から守られ、行動に勇気を与えると言われています。これにより、商品には希望と目標達成の意味が込められています。

毎年、年末年始には約6,000個が販売されるこの商品は、全て職人による手作りです。特に白蛇と宝玉は練り切りで作られており、宝玉の内部にはこし餡が詰められています。独自の製法で錦玉羹を使用し、ターコイズの神秘的なカラーリングを再現しています。

すべて手作業の温かさ

商品のデザインには、職人の真心が込められています。購入の際にお客様と商品の目線が合うように考慮され、白蛇や宝玉に至るまでがすべて手作業で作られています。そのため、1つ1つの表情に個性があり、機械で作ったものにはない温もりを感じることができます。

白蛇に対する「気持ち悪い」「怖い」といったマイナスのイメージを捉え、女性和菓子デザイナーならではの神秘的なデザインに仕上げられています。優雅さと美しさを兼ね備えた新作和菓子は、年末年始の特別なひとときを演出すること間違いありません。