京都アニメーション支援クラウドファンディングの成果と今後の取り組み
2019年7月18日、京都アニメーションで発生した放火事件によって、多くの命が奪われ、深い悲しみが生まれました。この事件の影響を受けた方々への支援活動が続く中、私たちANIC(アニメ産業イノベーション会議)は、JAniCA(一般社団法人日本アニメーター・演出協会)の協力を得て、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、多様な支援の形を模索する一環として、8月19日から始まりました。
クラウドファンディングの結果
この取り組みには、約2ヶ月の短い期間にもかかわらず、1000人以上の方々から500万円を超えるご支援をいただきました。これに対し、私たちは心より感謝申し上げます。今後、支援いただいた方々のお名前は、ANICのWebサイトに掲載し、メッセージも京都アニメーションにお届けする予定です。
支援金の使途については、京都アニメーションからの発表にもある通り、被害者やその遺族、または事件の影響を受けた社員とその家族への支援に充てられることになっています。この支援金は、京都府が設置した義援金配分委員会を通じて分配されるため、私たちANICもその流れに沿った形で進めていく所存です。
支援金の振込先
今回のクラウドファンディングで集まった支援金は、京都信用金庫丸太町支店の下記口座に振り込まれます。振込手数料を差し引いた金額が支援に回されます。この点についてもご理解をお願い申し上げます。
- - 振込先: 京都信用金庫 丸太町支店 普通 3010346
- - 目的: 京都府で発生した放火事件に係る被害者義援金
クラウドファンディングが終了した後、迅速に振り込みを行い、詳細についてはクラウドファンディングページでもご報告します。また、Webサイトへの掲載やメッセージのお届けについても同様にお知らせいたします。
NPO法人ANICの紹介
ANICは、日本のアニメ業界をより発展させるために設立されたNPO法人です。テクノロジーや他の産業とのコラボレーションを通じて、アニメ産業の革新を促進する活動を行っています。私たちの取り組みを実現するために、さまざまなプロジェクトを企画・運営し、業界内外のクリエイターや企業へ情報を発信しています。
今回のクラウドファンディングは、私たちの技術的なノウハウを活かせる好機と考え、実施しました。私たちANICの活動詳細については、公式Webサイトをご覧ください。
まとめ
事件から3ヶ月が経過した今、多くの方々に支えられながら、私たちは被害者の方とそのご遺族の支援に向けて前進しています。喪失感を抱える日々の中で、支援活動の一環としてクラウドファンディングを行い、多くの方々からの温かい声援を受けています。今後とも、京都アニメーションとその関係者への支援活動に尽力してまいります。