「KANAKO YAGUCHI solo Exhibition2025 森羅万象」
切り紙作家、矢口加奈子さんの特別な個展が、嬉野温泉の和多屋別荘で開催されます。2025年3月1日から4月13日までの期間、自然の息吹を感じつつ、独自のアート作品を楽しむことができます。ここでは、彼女の作品の魅力や展示内容、さらに特別なワークショップについてご紹介します。
展示の魅力
本展では、生きとし生けるものをテーマに、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚を通じて感じる自然の美しさを切り紙という形式で再構築した作品群が展覧されます。矢口さんは、日常生活や旅、夢の中で見かける色や形を元に、五感で体験した記憶をアートに落とし込んでいます。特に注目したいのは、1年間かけて毎月制作された季節をテーマにした作品群です。これらの作品は、自然の繊細な模様と力強さの両方を表現しており、見ごたえがあります。
紋様研究室の誕生
また、矢口さんは「紋様を愛でる、見つける、探求する」を理念に、「紋様研究室」という新しいブランドを立ち上げました。これは、紋様の美しさや深さを探求するための拠点であり、和多屋別荘の一部にはこの研究室特有の空間が設けられます。プロダクトデザインや企業とのコラボレーションを通じて、紋様という芸術文化を広める目的です。
加えて、研究室活動の一環として、2種類のワークショップが開催されるので、参加することでより深く紋様の世界に触れることができます。
ワークショップの詳細
1. モビール創り
日時: 2025年3月8日(土)、3月14日(金)
時間: 14時~15時30分
定員: 各日8名
料金: 6,600円(税込)
内容: 切り紙によるモビールを制作し、風に揺れる優雅さを楽しむプログラムです。参加者にはディフューザーセットと温泉マスクもプレゼントされます。
2. テーブルセット創り
日時: 2025年3月29日(土)、4月5日(土)
時間: 11時~12時30分
定員: 各日8名
料金: 6,600円(税込)
内容: 日本文化に根ざした紋様のデザインを基に、テーブルウェアを制作します。参加者にはランチボックスと温泉マスクが付いてきます。
会期中の特別企画
展示会は、期間中に何度か作品が入れ替わります。そして、矢口さん自身がアーティスト・イン・レジデンスとして滞在し、その間に新たに生まれた作品も展示されるので、訪れるたびに新しい発見がありそうです。
このように、切り紙を通じて五感で自然を感じることができる特別な体験が魅力の個展「KANAKO YAGUCHI solo Exhibition2025 森羅万象」。この機会にぜひ、嬉野温泉の和多屋別荘で、矢口さんの作品の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
さらに、作品の販売は和多屋別荘内のセレクトショップで行われ、作家への作品制作依頼も受け付けています。
開催概要
開催期間: 2025年3月1日(土) ~ 4月13日(日)
会場: 和多屋別荘 ロビーエリア
時間: 8時 ~ 20時
お知らせ: 3月4日(火)~6日(木)の間は休館日となります。
この貴重な機会をお見逃しなく!