ソーシャルボンド購入開始
2025-09-12 11:39:54

日本学生支援機構、ソーシャルボンドの購入を大和証券で開始

日本学生支援機構ソーシャルボンドの購入開始



大和証券株式会社は、日本学生支援機構(JASSO)が2025年11月に発行予定のソーシャルボンドを全国の窓口で購入できることを発表しました。

ソーシャルボンドとは?


ソーシャルボンドは、特定の社会的な目的のために資金を調達するための債券です。この場合、教育の向上を目的としており、高等教育を受ける学生の修学環境の整備に貢献します。JASSOは奨学金制度を通じて、経済的な理由で学びにくい学生を支援する重要な役割を果たしています。

投資機会と投資表明


本債券は法人のお客様を対象としており、購入後に投資表明を行うことができます。この投資表明は、JASSOの理念や事業の意義に賛同する意思を示すもので、表明した法人名はJASSOの公式サイトに掲載される他、各法人のホームページへのリンクも可能です。

JASSOの事業内容


JASSOの取り組みは、以下の3つの事業を基盤にしています。
1. 奨学金事業: 経済面での理由から修学が困難な学生への支援を行うため、以下の三種類を提供しています。
- 返還不要の給付型
- 無利息の貸与型
- 有利息の貸与型
2. 留学生支援: 外国人留学生の受入れや、日本人学生の海外派遣を支援します。
3. 学生生活支援: キャリア教育や就職支援、障害学生への支援も行っています。

さらに、JASSOは「企業奨学金返還支援制度」を導入し、企業が従業員の奨学金返還を支援する新たなモデルを推進しています。これにより、企業からJASSOへの直接送金が可能となり、さまざまな企業や自治体が参加しています。

教育のセーフティネット


JASSOの事業は教育のセーフティネットとして重要な位置づけをされています。国からの強力なサポートに加え、債券を通じた市場からの資金調達も行っており、年間1200億円を上限に奨学金事業に充てられています。現在、358万人の学生のうち109万人がJASSOの貸与奨学金を利用しており、これにより日本の学生が高等教育を受けるためのサポートをしています。

Nへのコミットメント


JASSOは、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」にも貢献しています。JASSO債の社会的意義は高く、投資家からもその意義や使途の明確さに対する評価が高まっていることから、債券の購入を希望する声が年々増加しています。

発行概要


JASSOは2025年11月に300億円の2年債をソーシャルボンドとして発行予定です。金利環境に恵まれる中で、今後もJASSO債の盛況が期待されます。
  • - 条件決定日: 2025年10月
  • - 払込日: 2025年11月7日
  • - 利払日: 年2回(毎年5月と11月)

詳しい情報やご購入については、大和証券の窓口にお問合せください。


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