福岡市中央区の鳥飼八幡宮にて、地産地消や海の豊かさをテーマにしたイベント「海マルシェ」が開催されました。これは、一般社団法人 海と日本プロジェクトinふくおかが主催し、地元の特産物や海の幸を紹介するためのものです。2025年7月20日の日曜日、参加者はおよそ2000人にのぼり、地域の人々にとって待望のイベントとなりました。
この「海マルシェ」は、福岡市内で毎月行われる「福マルシェ」とのコラボレーションとして実現しました。地元の海産物を使った多様な料理が出され、来場者は特に夏にぴったりなスタミナ系や爽やかな味わいを楽しむことができました。提供されたメニューには、オルト久山が提供する「志賀島産アオリイカ長崎黄金のバジルピザ」、炭家108の「うなぎの蒲焼丼」、フェリボーラの「九州産天然真鯛と夏野菜のグラコロバーガー」、ケータリング・ケータロの「糸島産タコとヤリイカのタイ式ハーブ和えラープ」などが含まれ、見た目にも美しい料理がそろいました。
また、イベントの一環として海洋ごみをアップサイクルするワークショップも開催されました。福津市にある海を楽しむスペシャリスト集団「くらげれんごう」と共に行われた『カラフル海プラボールペンづくりワークショップ』は、10時から5回にわたり満席となる人気を博しました。参加者たちは、マイクロプラスチックを使用してカラフルなボールペンを作る楽しさを味わい、親子での参加も多く見られました。こうした取り組みは、海の環境問題を身近に感じる良い機会となったことでしょう。
海の美しさとその恵みを守るため、同プロジェクトは今後も地元の食材を生かしたイベントを定期的に行う方針です。海の未来を考える機会として多くの人々に利用されることを期待しています。
一般社団法人 海と日本プロジェクトinふくおかでは、地域密着型の活動を展開しています。彼らの目的は、福岡の海を未来に橋渡しするために、さまざまなイベントや放送を通じて海への理解を深め、行動を促すことです。詳細は公式ウェブサイト(https://fukuoka.uminohi.jp)で確認できます。
このような取り組みは、福岡に限らず日本中で進行されており、特に子どもたちにとっては、身近な海を大切にする心を育む良いきっかけになるでしょう。不況や環境問題が叫ばれる現代だからこそ、未来を見据えたアクションが求められています。