設立3ヶ月で1億円を調達！BALLASの挑戦が建設業界を変える

設立3ヶ月で約1億円の資金調達を達成した株式会社BALLAS

株式会社BALLASは、2022年3月に建設業界に特化した部材調達サービス「BALLAS」をリリースし、設立から間もなくして1億円の資金調達に成功しました。この新たな資金をもとに、同社はシステムの機能拡充や顧客開拓、そして人材採用に力を入れる予定です。

世界規模の建設業界とBALLASの使命

建設業は、世界市場で1,300兆円を誇る巨大産業ですが、近年は生産性向上が課題となっています。株式会社BALLASの使命は「建設業を最適化し、人々を幸せに。」とし、部材調達システムを活用して、施工会社の効率化を図っています。また、特注部材に特化したサービスを提供し、煩雑な調達業務をシンプルにすることを目指しています。

部材調達システム“BALLAS”の特徴

一品一様の建設業界では、部材調達が非常に複雑で、施工会社の生産性向上の大きな妨げとなってきました。特に特注部材の場合、無数の仕入先から最適な調達を行う仕組みがなかなか整っていなかったのです。BALLASは、蓄積したデータを活用した効率的な製図と全国の協力工場との提携を通じて、施工会社にとって非常に使いやすいワンストップ調達サービスを実現しました。

投資家たちが期待するBALLASの未来

投資家からは、BALLASのビジョンに強い期待が寄せられています。ANOBAKAの萩谷氏は、BALLAS社が建設業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を進めることに希望を持っています。「まだまだDXの余地がある市場で、素晴らしいメンバーが集まったBALLAS社が新たな業界スタンダードを築くことを期待しています」と彼は述べています。

また、SBIインベストメントの山崎氏も「木村社長を中心にした経営陣が特注建設部材の非効率性を解消するための取り組みに注目しています。」と、同社の成長に期待を寄せています。

代表取締役木村将之のビジョン

株式会社BALLASの代表取締役である木村将之氏は、建設業界の未来を見据えた革新的な企業の設立背景を持っています。彼は「過去20年間の生産性成長率は1%にとどまり、改革が不可欠です。」と語り、BALLASがもたらす効果が将来的に150-200兆円の付加価値創出につながる可能性があるという希望を示しています。