英検®受験を支援する新アプリ、スタスタAppsの登場
スタディスタジオ株式会社が開発した「スタスタApps」は、英検®受験をサポートするWebアプリです。このアプリは、特に英検®受験を終えたばかりの学習者にとって、非常に有用な情報と機能を提供します。
会員登録開始後の実績
スタスタAppsは、2023年5月31日に会員登録機能をリリースし、初めての登録日からわずか6日間で1,031名の会員を獲得しました。この短期間での成果は、以下のような主要指標によって裏付けられています。
- - 非会員ユーザーは23,210人。
- - CSE予測(合否判定)の利用回数は74,766回。
- - ライティングAI採点は、意見論述が5,571回、要約が3,824回、Emailが1,945回行われました。
- - 解答速報の提出数は3,198回に達しました。
このように、多くのユーザーがアプリに興味を持ち、利用していることが明らかです。
自己採点シートの利用傾向
特に注目すべきは、6月1日に提供を開始した解答速報〈自己採点シート〉の利用傾向です。本会場での2級の提出数が多く、全体の約43%を占めています。具体的な提出数は以下の通りです:
1.
会場・日程別提出数:
- 本会場: 1,693(52.9%)
- 準会場E: 468(14.6%)
- 準会場D: 373(11.7%)
- 準会場F: 345(10.8%)
- 準会場A: 134(4.2%)
- 準会場B: 118(3.7%)
- 準会場C: 67(2.1%)
2.
級別提出数:
- 2級: 1,371
- 準2級: 700
- 準1級: 473
- 3級: 286
- 4級: 144
- 2+: 108
- 1級: 595
- 5級: 57
準2級プラスの受験者はまだ少ないものの、2級の負担が大きいことが多くの受験者にとって反映されています。
利用動向から見えてくること
本アプリの利用傾向には興味深い特徴があります。特に、本会場でのユーザーが半数を超えていることから、解答速報が多くの受験者にとって魅力的な機能であることが分かります。さらに、ライティングAI採点も12,000回近い利用が見込まれており、次回の受験に向けた「書き直しチェック」が増えているようです。
また、ユーザーは平均で3回以上CSEシミュレーションを行い、合否判定において点数が微妙な層が複数パターンを試していることが伺えます。
自己採点シートの利用条件
スタスタAppsでは、解答速報〈自己採点シート〉は会員登録なしで無制限に利用可能です。このため、非会員でも利用可能なことが特長です。CSE予測や合否判定ツールも同様に、登録なしで利用できますが、ライティングAI採点は未登録だと各形式ごとに1回の制限があります。
今後の展開
スタスタAppsは、今後も機能を拡充していく計画です。6月下旬には得点履歴やタイムライン、点数推移グラフ及びCSVダウンロード機能が追加される予定です。また、夏には学習提案アルゴリズムも導入され、個々の弱点を分析したドリルが自動生成されることになります。さらに、秋には有料プランも視野に入れており、AI採点回数の拡大やデータの長期保存、個別コーチ連携が行われる予定です。
このように、英検®受験のサポートを目的としたスタスタAppsは、今後ますます便利なツールとして注目を集めることでしょう。