神明デリシャス冷凍米飯事業開始
2023-01-06 15:01:21
神明デリシャス、冷凍米飯事業本格参入!進化した技術で「炊き立て」を実現
神明デリシャス、冷凍米飯事業本格参入!進化した技術で「炊き立て」を実現
京都府城陽市に本社を置く株式会社シンメイデリシャス(神明ホールディングス100%子会社)が、2023年2月より冷凍米飯事業に本格参入しました。長年培ってきた炊飯技術と最新の冷凍技術を融合することで、解凍後も炊き立てのご飯と遜色のない品質を実現。これまで常温商品中心だった同社にとって、新たな事業展開となります。
フードロス削減と技術革新
同社はこれまで、常温商品製造における端数商品の活用や、期限間近な原材料の社内販売などに取り組み、フードロス削減に努めてきました。しかし、抜本的な解決には至らず、冷凍技術に着目。冷凍は長期保存が可能で計画生産も容易なため、フードロス削減に大きく貢献すると考えました。
特に炊飯米の冷凍は、品質劣化による「おいしさ」の問題があり、これまで見送られてきました。しかし、近年における冷凍技術の進歩と、同社独自の解凍後も「炊き立て」の再現性を可能にする炊飯技術の確立により、事業化に踏み切りました。
最新鋭の冷凍設備と独自の炊飯技術
シンメイデリシャスは「おいしいご飯」にこだわり続けてきました。そのこだわりは、常温商品のみならず、冷凍商品においても変わりません。同社は、既存事業で培ってきた「煮る」「炊く」「揚げる」といった設備とノウハウ、そして若いスタッフによる商品開発力を活かし、最新の冷凍設備を導入することで、一貫した高品質な冷凍商品の製造を実現しています。
導入されたのは、タカハシガリレイ株式会社製のバッチ式冷凍設備(TBR-30FF)。この設備は「小ロット・多品種」生産に対応し、大手冷凍食品メーカーでは対応できない柔軟な運用が可能です。急速凍結技術により、自然解凍、電子レンジ解凍いずれにおいても「炊き立てのご飯」に迫る再現性を可能にしています。
また、同社独自のガス釜炊飯技術は、適正な水分浸透と熱の上昇を促すことで、米のアルファ化を十分に行い、ご飯のおいしさを最大限に引き出します。さらに、冷却方法にもこだわり、使用用途に合わせた温度設定を行うことで、安定した品質と安全性を確保しています。
企業理念の実現へ
シンメイデリシャスは、今回の冷凍事業参入によって、企業理念である「私たちはお米を通して、素晴らしい日本の水田、文化を守り、おいしさと幸せを創造して、人々の明るい食生活に貢献します。」の実現を目指しています。学校給食、大手スーパーマーケット、弁当・惣菜メーカーなどへの供給を視野に入れ、更なる事業拡大を目指していくとのことです。
問い合わせ先
営業開発部次長 小北真史
TEL:0774(54)1161 (9:00~17:30)
会社情報
- 会社名
-
株式会社Shinmei Delica
- 住所
- 京都府城陽市上津屋境端32番地
- 電話番号
-
0774-54-1161