富士薬品と香美市が協力して地域の活性化を目指す
2025年5月30日、株式会社富士薬品(埼玉県さいたま市)は高知県香美市との包括連携協定を締結しました。この協定により、富士薬品は香美市とともに様々な活動を通じて地域の活性化を図ります。
包括連携協定の内容
今回の協定では、富士薬品が地域住民の健康促進を図るための5つの具体的な取り組みが定められています:
1.
セルフメディケーションの強化
配置薬販売に関する専門知識を生かし、OTC医薬品の適正使用や生活習慣病の予防について啓発活動を行います。
2.
健康情報の発信
配置薬の契約をしているお客様を訪問し、熱中症予防や健康に関するイベントを企画し、情報を配信します。
3.
高齢者等の見守りサービス
高齢者に積極的に声をかけ、適切な支援を行うことで、地域の安全を確保します。
4.
防災・災害対策
災害発生時には、香美市からの要請に応じて医薬品を無償提供します。
5.
その他の必要な取り組み
協定の達成のために必要な事項を香美市と協議し、実施します。
協定の背景
富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、地域住民の生活を支えることに努めています。配置薬販売は、1930年の創業以来、約90年以上にわたって継続して地域に密着したサービスを提供。香美市内ではすでに約1,000軒の家庭や企業が同社のサービスを利用しています。
一方、香美市では2014年から地域住民の健康増進を図るための計画を策定し、様々な健康づくり活動を展開しています。このような背景から、富士薬品は香美市との連携を進め、地域貢献の一環として協定の締結に至りました。
富士薬品の企業情報
富士薬品は医薬品の研究開発から製造、販売まで幅広く手掛ける複合型医薬品企業です。埼玉県を拠点とし、全国に1,273店舗の「セイムス」ブランドのドラッグストアを展開しています。また、医療用医薬品の開発にも力を入れており、お客様の生活をより豊かなものにするための努力を続けています。
今後も富士薬品は香美市と密に連携し、地域社会の発展に貢献し続けることを目指しています。