佐賀県で若者の未来を育む新プロジェクト「SAGA未来デザイン事業」始動
令和7年度、コネヒト株式会社(東京都港区、代表取締役社長 杉井信一郎)は、佐賀県が行う「SAGA未来デザイン事業」を受託しました。このプロジェクトは、若者が自らの人生を主体的に設計することを支援するために立ち上げられたものです。
背景
現代社会では、価値観の多様化が進んでおり、特に学生や若者は、未来に対する漠然とした不安を抱くことが多くなっています。進学、就職、結婚、子育てといった様々なライフイベントについて、実際に考える機会が限られている状況や情報の不足が問題視されています。このような背景を受け、佐賀県は「SAGA未来デザイン事業」を通じて、若者が自らのライフプランを考え、また実現できる環境を整えることを目指しています。
受託事業の概要
この事業では、佐賀県内の大学生が、特に未就学児を育てている家庭とリアルな接点を持つ機会を創出します。
子育て世帯訪問学習プログラム
1.
事前研修
学生はライフデザインに必要な知識を学び、コネヒトによって開発されたライフデザインカードを使って自らの将来設計に取り組みます。訪問する家庭の特徴を理解することも重要なステップです。
2.
子育て家庭訪問
県内の未就学児を持つ家庭を訪ね、共働きや家庭の育て方、仕事と家庭の両立に関する実情を体験しながら学びます。また、事前研修で抱いた疑問に対しては、訪問先の家庭から直接回答を得ることで理解を深めます。
3.
事後研修
訪問後には気づきや学びを共有するためのチームディスカッションを行い、それぞれが得た知識を基にレポートを作成し、ライフデザインセミナーでの発表準備をします。
ライフデザインセミナー・ワークショップ
このプログラムの参加者である学生は、家庭訪問プログラムの結果を基にしたレポートを発表します。さらに、ライフデザインに必要な知識を学ぶワークショップも開催され、ライフデザインカードを使用したプランニングや、他の学生とのディスカッションを通じて更なる理解を追求します。
受託実績
コネヒトは同様の取り組みを京都府でも実施しており、「京都若者ライフデザイン推進事業」では仕事と育児を両立する体験プログラムの運営実績があります。
お問い合わせ
このライフデザイン事業に興味がある方は、コネヒトの公式ページから必要事項を記入してお問い合わせください。
コネヒトお問い合わせフォーム
コネヒト株式会社について
コネヒトは、「あなたの今と未来をともに」をブランドステートメントに掲げ、家族に関するライフイベントの選択をITでサポートすることを目指しています。具体的には、子育てアプリ「ママリ」の運営を行い、自治体向け子育てDX事業などを展開しています。
ママリの概要
「ママリ」は、妊活や子育てに関する情報を提供するコミュニティブランドで、SNSを通じて約199万人のフォロワーを抱え、多くのユーザーに支持されています。
利用者は特に子育て中のママを中心としており、月間110万件の投稿、400万回の検索が行われているなど、その存在感は著しいものです。今後も多様なライフイベントに対するサービスを展開し、家族の選択を助ける取り組みを続けていく予定です。