対話型AI面接サービス「SHaiN」開発企業、東京大学にストックオプション発行 - 人工知能技術を活用した採用支援
株式会社タレントアンドアセスメントは、対話型AI面接サービス「SHaiN」の開発・提供を行っている企業です。同社は、東京大学大学院情報理工学系研究科 山﨑俊彦教授らの研究室(Computer Vision and Media Lab)が開発した「面接時の人物に対する評価AI」プログラムの独占的許諾の対価として、東京大学にストックオプションを発行しました。
この評価AIプログラムは、SHaiNの面接評価レポート作成のAI化に貢献しており、従来の5営業日かかっていた納期を短縮し、利用料金の低廉化を実現しました。
AIを活用した採用支援の進化
SHaiNは、面接ヒアリングから評価レポート作成まで、すべての工程をAI化することで、従来の面接における評価のばらつきを解消し、公平公正な選考を実現することを目指しています。
2020年から始まった東京大学との共同研究は、SHaiNのAI化に大きく貢献しました。山﨑研究室が開発した評価AIプログラムを搭載することで、2023年よりSHaiNにおける面接ヒアリングから評価レポート納品まで、すべての工程をAI化することが可能になりました。
これにより、レポートの即時納品、利用料金の低廉化、評価点数の3桁表示を実現し、より効率的で精度の高い採用プロセスを提供できるようになりました。
社会への貢献
タレントアンドアセスメントは、SHaiNを通じて、学歴や性別、国籍に関係なく公平公正に評価され、誰もが平等に輝く社会の実現を目指しています。
同社は、今後もAI技術を活用し、より付加価値の高いサービスを提供することで、企業の採用活動を支援し、社会全体の活性化に貢献していくことを目指しています。
「SHaiN」の今後の展望
SHaiNは、現在500社以上の企業に導入されており、採用面接だけでなく、昇格試験や社員アセスメント面談など、人的資本経営の観点からも活用が進んでいます。
タレントアンドアセスメントは、今後もAI技術の進化を続け、SHaiNをさらに発展させていくことで、より多くの企業や個人がその恩恵を受けられるよう、尽力していく予定です。