徳島県のEV充電設備導入プロジェクト
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社は、徳島県との提携を通じて、県有施設に電気自動車用の充電設備を導入するプロジェクトを発表しました。このプロジェクトでは、徳島県内の9つの施設に合計42口のEV普通充電器を設置する予定です。この取り組みは、2030年までに徳島県において2,000口の充電インフラを整備するという目標を持って進められています。
具体的な導入内容
エネチェンジは、徳島県の観光や文化施設に6kWの普通充電設備「EV充電エネチェンジ」を設置し、利用可能にします。特に、災害時においては、これらの充電設備を無償で開放するとのことです。これにより、災害時の移動手段としてEVを利用することができるため、非常に心強い取り組みと言えるでしょう。
導入予定施設一覧
エネチェンジは、以下の9つの県有施設に充電器を設置します:
- - あすたむらんど徳島(10口)
- - 農林水産総合技術支援センター(4口)
- - 南部テクノスクール(4口)
- - 南部防災館(4口)
- - 動物愛護管理センター(4口)
- - 障がい者交流プラザ(4口)
- - 中央テクノスクール(4口)
- - 産業観光交流センター(4口)
- - 西部テクノスクール(4口)
EV充電エネチェンジの特長
「EV充電エネチェンジ」は、全国の商業施設や宿泊施設、オフィス、マンションに設置されている3kWまたは6kWの普通充電器を利用できるサービスです。このサービスは、設置費用や月額料金が無料のプランを提供し、運用をトータルでサポートします。
アプリによる利便性
このサービスの一環として、エネチェンジではダウンロード数No.1の無料アプリを提供しています。このアプリでは、充電器の空き状況確認や、充電料金の決済も簡単に行うことができます。ユーザーは、充電した分だけ支払うことができ、最も効率的な充電計画を立てることも可能です。
将来への展望
今後、徳島県は2024年3月に「徳島県EV充電インフラ整備促進に向けた指針」を発表し、県内のEV充電器の設置数を2030年までに現状の約10倍に増やすことを目指しています。この取り組みは、環境問題への取り組みにも貢献するものであり、地域社会の持続可能な発展を支援するものでもあります。
ENECHANGEは、単なる充電器の設置にとどまらず、地域と密接に連携し、社会全体でEVを利用する文化を育てることを目指しています。これにより、徳島県が抱えるエネルギーの課題解決にも寄与していくことでしょう。
ENECHANGE株式会社ウェブサイトで詳細をご確認ください。