ミライウェルスマネジメント、Re7 Capitalとの提携
2025年、ミライウェルスマネジメント株式会社(以下、MWM)は、英国を拠点とする暗号資産投資会社Re7 Capital Ltd(以下、Re7)との戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。この提携により、MWMは高い実績を誇るRe7の投資戦略を基盤に、日本市場での暗号資産運用サービスを一層高めていく方針です。
暗号資産市場の変化
近年、暗号資産市場は投機からプロフェッショナルな運用へと変化を遂げています。特に、機関投資家の参入が増えていることや規制の整備が進む中、質の高い運用が求められています。MWMもそのニーズに応えるべく、暗号資産運用事業を拡大しており、特にデジタル資産トレジャリー(DAT)の運用強化や、「RENKIN」というプレミアムレンディングサービスの提供を進めています。
Re7 Capital Ltdの特長
Re7は、分散型金融(DeFi)に特化した先進の投資アプローチで知られており、その瑞々しいアルゴリズムと堅固なリスク管理手法に支えられています。同社は、これまでに約10億米ドルの暗号資産運用実績を達成しており、その信頼性の高さから「Hedgeweek Global Digital Assets Awards 2025」での受賞を果たすなど、国際的にも高く評価されています。
戦略的パートナーシップの目標
MWMはRe7を運用パートナーとして選定することで、より質の高い暗号資産サービスの提供を目指しています。このパートナーシップにより、MWMは国内での事業推進基盤を強化し、Re7の卓越した投資戦略とコンプライアンス態勢を活用します。これにより、日本の投資家に対しても安全で高い運用パフォーマンスを実現し、さらに暗号資産の新たな運用機会を提供できるようになります。
代表者のコメント
MWMの代表取締役、八角大輔氏は「このパートナーシップが、私たちの顧客基盤に Re7のグローバルな知見を加えることを非常に嬉しく思います。お客様にとって、より多様で安定した運用ポートフォリオの提供が可能となります」と述べ、両社が協力して新たな成長の道を開いていくことに期待を寄せています。
また、Re7の創業者であるEvgeny Gokhberg氏は、「日本市場における重要なステップとして、MWMとの提携を通じて、安全で規制に準拠した投資ソリューションを日本の投資家に提供できることを確信しています」と述べています。
今後の展望
両社は、インパクトのある運用基盤を共に構築し、日本の暗号資産投資家に従来の枠を超えた安心感を提供することを目指しています。新たな資金源へのアクセスを果たしつつ、安定性、革新性、成長を組み合わせた戦略を展開していくことで、日本市場における競争力を一層強化していくことでしょう。
この提携が永続的な影響をもたらすことが期待され、暗号資産運用の未来を見据えた戦略の実現に向けての第一歩となることが期待されます。