将棋名人戦で注目の「勝利の紅白うな重」
2023年5月29日から30日のいわし、茨城県古河市で開催された第83期将棋名人戦七番勝負では、地元の特産品『勝利の紅白うな重』が昼食の“勝負めし”に選ばれました。この特別なメニューは、古河市内の14店舗が加盟する「古河の川魚料理を広める会」が提供しました。
選出の背景にある「勝負めしプロジェクト」
選出に至るまでの背景には、古河市が進める「勝負めしプロジェクト」があります。これは、地元の川魚文化を活かして、名人戦にちなんだ独自のメニューを提供するものです。市の実行委員会が配布したメニューブックには、40品の候補メニューが掲載されており、その中から対局者が昼食に選ぶ形をとった結果、『勝利の紅白うな重』が見事に選ばれたのです。
『勝利の紅白うな重』の魅力とは?
当店が提供する『勝利の紅白うな重』には、以下のような魅力があります。
紅白の二重奏
このメニューでは関東風にふっくらと仕上げた蒲焼きと、旨みをしっかり閉じ込めた白焼きが一つになっています。この色鮮やかな紅白は、「勝利」と「節目」を象徴するもので、視覚的にも楽しませてくれます。
川魚文化の香り
古河の川魚料理は、100年以上の歴史を誇ります。その伝統を受け継いだ味わいは、地元色豊かで、料理を通して歴史を感じることができます。
栄養と実用性
また、この料理は高タンパクな食材を使用しており、集中力を高める効果が期待できるため、まさに戦いの場にふさわしい一皿です。
会員・関係者の声
提供されたこの料理に対して、関係者からは次のような声が寄せられました。
「この場に川魚料理を一堂に提供できたことは大変光栄です。古河といえば川魚料理のイメージが、さらに広まって欲しい」
(会長/うなぎ昇り 小松園・小倉清暢さん)
「きれいに召し上がってくださいました。提供側も大変嬉しく、励みになります」
(調理店/うなぎ川松代表・三瓶和弘さん)
メディアや観客の反響
この日の「勝負めし」は、各種メディアで大きな注目を浴びました。毎日新聞、朝日新聞、茨城新聞など、多くの報道が取り上げ、古河市内外から将棋ファンや観戦者が賑わいを見せました。彼らは、「勝負めしを巡る旅」を楽しみながら、料理の美味しさを味わいました。
今後の展開
今後については、次のような展開が計画されています。
- - 期間限定提供: 所属店や関連店舗で、今後「紅白うな重」のセットメニューが提供される予定です。
- - 認知拡大の施策: SNS広告や観光協会との連携を通じて、「古河=川魚料理」というブランド形成を促進します。
- - 通販展開: 株式会社小松園が運営する通販サイト「十一代目うなぎ佐市右衛門」を通じて、「紅白うな重」を全国にオンライン販売します。
通販サイトはこちら
団体概要
「古河の川魚料理を広める会」は、14の加盟店舗を持ち、川魚料理の普及、イベント出店、提供メニュー開発を行う団体です。代表は小倉清暢(うなぎ昇り 小松園)氏で、事務局は古河市内の飲食店が連携しています。これからも、地元の魅力を発信し続けていくことが期待されます。