日本の文化を世界に伝える自動翻訳技術シンポジウムが開催される

自動翻訳技術で国際交流を促進するシンポジウムの開催



総務省は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)及びグローバルコミュニケーション開発推進協議会との協力のもと、言葉の壁を取り払い、世界中の人々が自由に交流できる環境を作るために、多言語翻訳技術の研究と社会実装に取り組んでいます。これに関連して、2024年2月20日、東京の品川インターシティホールで「第9回自動翻訳シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムのテーマは「AIによる翻訳でジャパンを世界へ」.

シンポジウムの概要



本シンポジウムでは、エンターテインメントや文化の分野におけるAI翻訳の利活用が議論され、日本の文化や価値を海外に伝えるための自動翻訳及び通訳技術への期待も取り上げられます。また、専門家によるパネルディスカッションや、企業・団体による最新の自動翻訳製品やサービスの展示も行われる予定です。

シンポジウムは、日本の翻訳技術がどのように進化し、国際的なコミュニケーションを支援しているのか、実際の事例や技術革新を交えて、参加者全員に有意義な情報を提供します。

プログラム内容



シンポジウムのプログラムは以下のように予定されています:

  • - 開会挨拶:グローバルコミュニケーション開発推進協議会会長、須藤修教授による挨拶。
  • - 基調講演:「マンガ自動翻訳の現在地」をテーマにした講演がMantra株式会社の石渡祥之佑氏によって行われます。
  • - 講演1:自動通訳の現状と将来性に関するマインドワード株式会社の菅谷史昭氏の発表。
  • - 講演2:生成AIの利点を活用した自動翻訳技術についてNICTの隅田英一郎氏が解説。
  • - パネルディスカッション:自動翻訳・通訳を通じて「日本の価値」を伝えることについて、ヤマハ株式会社の瀬戸優樹氏がファシリテーターを務め、パネリストと共にディスカッションを行います。
  • - 閉会挨拶:国立研究開発法人情報通信研究機構の徳田英幸理事長が締めくくりの挨拶をします。

参加方法と詳細



シンポジウムは、参加費無料であり、定員は400名を予定しています。事前登録制のため参加希望者は公式ウェブサイトから申し込みが必要です。申込期限は2024年2月18日までです。

このシンポジウムでは、最新の同時通訳や自動翻訳システムの実演や展示も行われ、参加者が今後の技術進化を直接体験する機会が提供されます。

総務省やNICT、グローバルコミュニケーション開発推進協議会が主催するこのイベントは、AI翻訳技術がもたらす国際的な文化交流の未来を見据えた重要な機会となることでしょう。日本の文化を世界に広めるこの取り組みに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

詳細な情報や参加申し込みは、公式ウェブサイトをご覧ください。

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。