新しい情報活用法を提案する「トリセツAI」と「PDFトーク」の登場
2023年4月28日に株式会社オクタビオからリリースされた「トリセツAI」は、企業向けのWebアプリケーションで、取扱説明書や契約書をはじめとするPDF文書に特化したAIチャットサービスです。このアプリは、ChatGPTの技術を活用し、ユーザーからの質問に対して迅速かつ正確に回答します。
「トリセツAI」の特徴
「トリセツAI」は、以下のようなユニークな機能を備えています。
- - PDF文書読み込み: インターネット情報を制限し、PDFの情報のみを基に回答。
- - 多言語対応: 日本語を含む様々な言語の文書に対応し、自然言語で質問が可能。
- - 高精度な会話: プロンプト調整を行い、取扱説明書やオフィス文書に特化した精度を向上。
- - 固有QRコード発行: 文書ごとにQRコードを生成し、簡単にアクセスできるように。
- - 設定されたQ&A: よくある質問を予め設定し、より精度の高い会話を実現。
企業向けの「トリセツAI」は、月額39,800円から利用可能で、利用者のニーズに合わせて従量課金制のオプションも用意されています。このため、大量の資料を扱う企業にとっては、コストパフォーマンスが非常に優れた選択肢です。
「PDFトーク」の登場
一方、個人向けには「PDFトーク」が近日中にリリース予定です。こちらもChatGPTの技術を用い、個人が所有するPDF文書をアップロードし、内容に関する質問が可能なサービスです。
「PDFトーク」の主な特徴は以下の通りです。
- - 手軽な情報取得: 普段使っているPDF文書を読み込ませて、手軽に質問できます。
- - 多言語対応: 海外からの書類や、英文資料を読み込み、瞬時に必要な情報を引き出すことが可能。
- - 移動中でも利用可能: スマートフォンのアプリでも利用でき、どこにいても情報にアクセス可能です。
たとえば、自宅で購入した製品の取扱説明書や、自分が書いた日記を読み込ませて、特定の出来事に関しての情報を得ることができます。個々人が持つPDFデータの活用方法が大きく広がります。
効率を追求する新しい形
これまでのPDFアプリでは、目的の情報を探し出すのは一苦労でした。しかし、トリセツAIやPDFトークを利用することで、自然言語で質問し、AIによって情報を迅速に素早く探し出すことができます。この新しい情報活用法により、ビジネスシーンだけでなく、日常生活においても大きな便利さがもたらされるでしょう。
まとめ
「トリセツAI」と「PDFトーク」のリリースによって、ユーザーはさまざまなPDF文書をよりスマートに活用できるようになります。企業は業務を効率化し、個人は手元の情報をより有効に利用することが可能になるでしょう。これからの情報時代において、ますますその利便性が期待されます。