コロナ影響下における東京オリンピックに対するシニアの考え
株式会社フージャースケアデザインが、東京オリンピックを迎えた2021年にシニア向けの意識調査を実施しました。調査には、50代から80代までの228名の男女が参加しました。彼らの声を通じて、コロナ禍の影響とその中でのオリンピックへの認識を探ります。
調査概要
本調査は、紙のアンケートを用いて実施され、2021年7月27日から31日にかけて行われました。対象はシニア向け新築マンションを主に提供している株式会社フージャースケアデザインの入居者であり、平均年齢は77.9歳、女性が124名、男性が74名にのぼります。
オリンピック開催に対する賛否
調査結果によると、東京オリンピックの開催に対しては反対意見が多く見受けられました。特にコロナウイルスの影響がその理由として挙げられ、「心配である」との声が多数を占めています。一方で、開催に賛成する意見も存在し、選手たちの努力や活動への期待が顕著でした。特に、「選手の努力を報いるために開催すべき」という意見も目立ちました。
男女別では、女性が反対の意見を持つ割合が高い傾向にあり、年齢層で見ると75歳以上の支持は賛否均等になっていました。これらの意見は、コロナ禍の特殊な状況での心理を反映しています。
開会式の視聴傾向
オリンピック開会式のテレビ視聴率は86%に達し、全世帯の視聴率56%と比較してシニア層の関心は非常に高いことがわかりました。これにより、オリンピック開催への強い期待感が伝わってきます。
視聴時間の実態
オリンピック視聴時のデータによると、1日3時間以上のヘビーユーザーは5割を超え、さらに5時間以上視聴している人も18%に達しました。これからも多様な競技を前向きに支援しているという姿勢が感じられ、否定的な意見が多くても、情熱は残っているようです。
注目されている競技と選手たち
同調査では、特に注目された競技は柔道が堂々の1位となり、前回1964年のオリンピックでのバレーボールへの関心の変化が見られました。シニア層が柔道に高い期待を寄せる理由として、国技としての位置付けやメダル獲得の可能性、さらには昔からの親しみを感じていることが挙げられました。
中でも特に感動した競技やそれに関わった選手に関する詳細な意見も寄せられましたが、具体的な名前については次回にまとめることにします。
結論
この調査からは、コロナ禍における東京オリンピックに対するシニアの意識が幅広く反映され、多面的な意見が存在することが明らかになりました。株式会社フージャースケアデザインは、これらの結果を基に、今後の事業やサービスにも活かしていく方針です。
会社情報
株式会社フージャースケアデザイン
- - 所在地:東京都中央区日本橋室町4丁目3番16号 柳屋太陽ビル2階
- - 設立日:2015年7月1日
- - 資本金:400百万円
- - 事業内容:シニア向け新築マンションの分譲及び運営、介護保険事業などを展開しています。
- - 公式サイト:https://www.hoosiers.co.jp