2025年4月26日から5月18日まで、大丸ミュージアム〈京都〉で特別な写真展「岩合光昭の世界ネコ歩きヨーロッパの空の下」が開催されます。この展覧会は、NHKの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の講師として知られる動物写真家、岩合光昭氏によるものです。
この写真展は、岩合氏の長年の作品と彼自身の旅によって撮影されたネコの写真を中心に、ヨーロッパの美しい風景が紹介されます。開催当初から多くの人々に愛されているこの番組は、国内外で幅広い支持を受けています。特に、ホームシックに悩むネコたちがテレビの前でスクリーンに釘付けになる姿が印象的で、岩合氏の作品には人々の心を洗ってくれるような魅力があります。
2020年から2022年にかけて続いたコロナ禍の影響で、海外での取材が一時停止されていましたが、2023年からは再び世界各地でのロケが始まり、岩合氏も精力的にネコを探し続けています。本展では、彼が捉えたネコたちの魅力的な表情や仕草が魅せられ、それに合わせてヨーロッパの壮大な風景が広がります。特に、絶景と猫が共存する場面は、訪れる人々を楽しませること間違いありません。
展覧会の入場時間は午前10時から午後6時30分までで、最終日には午後4時30分まで入場可能です。入場料金は一般1,000円、大高生800円、中学生以下は無料ですが、前売り券を購入することで優待料金もあります。チケットはローソンチケットで事前に購入可能で、極力混雑を避けるために、インターネットでの事前予約をお勧めします。
また、特別イベントとして、ギャラリートークとサイン会も行われます。5月6日には、岩合氏が直接来場してファンとの交流の場を設け、彼の猫に関する知識や体験をシェアします。サイン会には整理券が必要ですが、興味がある方は早めの来場をお勧めします。
岩合光昭氏は、1950年に東京で生まれた動物写真家で、猫をテーマにした作品を50年以上にもわたり発表してきました。彼は、著書『ねこ』や『こねこ』などを通じて、多くの人々に猫の魅力を伝えてきた実績を持ち、映画製作にも携わるなど多才な活動を展開しています。
この写真展は、ネコたちの可愛らしい表情とヨーロッパの歴史的背景を融合させた作品を楽しめる貴重な機会です。猫好きの方、また美しい風景と文化に興味がある方々は、この特別展にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。